キョーコ・ミハイロフ

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キョーコ・ミハイロフ - (2010/09/24 (金) 15:06:35) の編集履歴(バックアップ)


「―――あー、とうとう死んじゃったんだ。人間の私。」


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【名前】
キョーコ・ミハイロフ
【容姿】

【どこか淀んだ青色の瞳を備えたぱっちりと大きな目に、白い肌、14歳ぐらいに見える、茶色いオーバーニーブーツを履いた小柄な少女】
【白に近い金色のロングヘアを持ち、頭には写実的に蜘蛛を模したグロテスクな髪飾りを付け、常にとろん、とした視線を周囲に送る】
【茶色い大型マントを纏っていて見えないが、腰にはパンパンで、熊さんと華の柄のウエストポーチ】→CAST OFF!!【紺色のスクール水着の腰には、パンパンのウエストポーチ】

↓HENSHIN!!

【貌に並んだ8つの単眼は鮮血を閉じ込めたレンズが如く紅く、全身の色は厭らしい光沢を放つ漆黒に、ショッキングピンクの暴れ塗り】
【体の至る所に茶色く細かい、触れば相当に不気味な感覚であろう細かい毛が生え、身の丈は2Mほどで、強靭な甲殻が体を覆う】
【両肩から一本ずつ、背中側に折りたたまれる形で、ロボットアームのような細い“脚”が生え、蠢く横開きの口からは黄色い液体が滴リ】
【どこか女性的な体形と、背中と腰にかけてを覆い隠す、茶色いマントだけが、その“正体”を示していた】

【―――突如として現れ、少女と同じ声で喋る―――その姿、蜘蛛怪人ッ!!!】

【かつての性格】
皮肉っぽいが、ニンゲン嫌いでは無い。クールなように見えて、実は想った事しか言っていない。ただし嫌いな奴は嫌いで、非常な時は非情。
一人称は「私」。二人称は基本的に「あんた」で、余程の事が有ると「あなた」か、「貴様」になる。
戦闘中は高揚感からやんわりと物騒な言葉を口走るようになり、激情の中で変身(後述)すると対戦相手を「喰らう」という欲望が芽生えてしまうことがある。
……が、最近は結構緩和されたようで、激戦の中でも自分を制御しているらしい。
一カ月ぶりに表舞台に現れたときのキョーコは、ひとまわり成長したように見え、同時に自分の怪物性を認めなおし、アウトローっぽい雰囲気も纏っていたが、落ちついていた。
とはいえ自分の事を人間だと思っている(思いたい)事は変わらないので、そのせいで妙な行動に出ることもしばしば。

現在は、ある少女たちと交わした二つの『約束』と、ある青年から与えられた助言が心の支えとなっている。なんだかんだで自立しきれない弱さ、ということか。
実は恩も恨みも返さないと気が済まないタイプで、それによって予想もつかない力を発揮することがあると思えば、縛られて悩みまくる時もある。
なお、胸はBカップ。ちょっとちっちゃい。これでも21歳。マントは非変身時は膝下までを覆うが、その中身はスクール水着である。

【彼女の今】
セリアとの二度目の戦闘で、最後の最後での詰めの甘さと、怪物で在りながら、「人間」にこだわり狂いきれない弱さから、敗北を喫した彼女。
死の絶望の中で、奇妙な同情を感じ、救おうとしていたセリア開発のアンドロイドType - C / チェルシーに、“哲学者の卵”を撃ちこまれてしまう。
“今際の際”のモノに成る筈だった激しい感情と実によく馴染んだ其れは、ほぼ即座と言っても良いスピードで孵化し………

―――人間として在る事に心のよりどころを求めていた彼女は、死んだ。
表向きには、かつての優しい彼女の残影を見ることが出来るが…間違いなく、その魂は“卵”の毒素の著しい侵食を受けていて、それ以前とは明らかに「ズレて」いる。
そして、能力にも変化が起き始めているようだ……

【物語開始までの来歴】
北方人と東洋人のハーフ。10歳のときに突如「アラクネア」の能力を手にしてしまい、反動としてそれ以降肉体の成長が遅れている。どうやら、家族全員異世界人らしい。
1年ほど前まで「成長が遅れる病気」ということにして必死に誤魔化していたらしいが、ある事件から機関をはじめとする能力者の戦いに巻き込まれるようになってからは、かえってさほど気にしていない。
一応大学生だが、家を離れ、放浪生活を送っている都合通学などできない。

【能力】
『アラクネア』
蜘蛛を擬人化した姿の怪物への変身と、指から“糸”を出すことが可能になる能力。

『糸』は本物の蜘蛛の糸レベルの強度(実際は本物より遥かに太いので上回る)を持ち、人間をからめ捕ったり、素早く「巣」を作り出すこともできる。
また、キョーコが糸に触れ続けている限りその硬度が大きく増すという特性を持ち、接近戦でレイピアのように使用したり低空中を移動する際の足場を作ったりも可能。
粘着性や靭性など、或る程度性質をイジることも可能なようだ。魔力を多く消費すれば、耐火性を持たせたりもできる。
基本的にキョーコの手の指から発射され、弾数制限はないが打てば撃つほど魔力を消費する素早い敵を相手する際には工夫が必要。

第二能力では、痛覚を除く感覚器も含めた身体能力が飛躍的に上昇し、腹から生える捕脚で敵をとらえたり、口から強い酸と、致死性は薄いが激痛を伴う毒を吐く事ができるようになるが、
糸の発射が指からではなく尻からになり、太くなる代わりに運用の自由度が大きく下がるという弱点がある。
…しかし、最近は能力の成長により、通常の変身でも指からの糸を出せるようになったようだ。

―――そして、“哲学者の卵”と、かつて人間であり続けることを求めながら、叶わなかった怪物の“墓標”との融合を果たし
彼女の能力に、更なる変化が……

【装備】
『大きめのポーチ』
異様なほどに中身が詰まったポーチ。中には野球ボールを少し大きくしたぐらいの大きさの「鉄球」が5個程度入っている。
それらは、糸の連続使用で飛びあがった後、静止目標破壊のために落下させたり、指から糸を出せるときにヨーヨーの様に使って攻撃する道具だ。
くまさんと華柄がプリントされており、スクール水着はともかく、怪物の姿とはかなり不釣り合いである。

『ナイトセイヴァー』
火の国で交戦した怪物が最後のメッセージとともに遺した黒い機械大剣。ナックルガードには「Saver」――“救済者”を示す五文字が、刻印してある。なお命名はキョーコによるもの。
チェルシーとの初の戦闘で、バズーカ砲のような形に変形し、爆発力のある弾丸を連射する武器になることが明らかになったが、まだ何かあるかもしれない。
その射撃の破壊力は高いが、反動が強い為、キョーコ自身がダメージを受けたり、体勢を崩すこともある。

哲学者の卵を撃ちこまれた際に、キョーコの体内に吸収されたようだが…?

+ 【戦技と戦闘傾向】
※“卵”を打ちこまれ能力に変化が生じたため、一度リセット


+ 【第二期放送記録】
#1:『狂乱のS/ボクを殺シに来いッ!』
宿敵、セリアと遂に遭遇を果たした、「人間」キョーコ・ミハイロフは、アンドロイド・チェルシーの自由と、自らのプライドを賭けたバトルを挑む!
終始優勢に攻撃を続け、決着をつけるかと思われたその時、セリアの奇襲連続攻撃を受けたキョーコは、逆に力尽きてしまう。
衝撃的なセリアの宣告を受けて、現れたチェルシー。「…………ごめん……なさい……………。」、悲痛な言葉と共にキョーコに突き刺さったのは、“卵”入りの銃弾、そして……。

#2:『Nの救い/自分を捨てろ』
キョーコの後悔、怒り、憎しみ、自責……あらゆる負の感情と馴染んだ“卵”は、即座に孵化し、キョーコの精神を変質させ、能力をも歪ませる。
そんな彼女が初めて出会った能力者は、キョーコの淀んだ瞳と魂の読み通りに、誰かの“死”に悩み、気力を失っていた。
キョーコの歪み切ったココロは、純粋な“善意”で、彼女に提案する…「そうよ! 自分を捨てるのよ。」。
其れを受けて、名も知らぬ彼女は、辛さも、苦しみも感じなくなった―――本当に、それで良かったのだろうか?

#3:『通わぬR/phosphorusへようこそ』
友人である無道 武美と偶然に遭遇したキョーコは、彼女の提案で邪気眼喫茶Phosphorusで夕食を摂る事になった。
フリーランスアルバイターの一人で、身体を欠損した人形の様な容姿で、武美の知り合いの紅閻寺 リンの冷たく鋭い舌峰に、キョーコは時折感情を露にする。
……それは、友達に対する異様な愛情と、知りあいを護りたいという気持ちが暴走した結果生まれた、殺意…武美はまだ気付ききっていないが、リンはそれを鋭敏に感じ取る。
―――「貴女から嫌いな匂いがするのは…気のせいかしら?」
結局、一触即発の状態を維持したまま完食、武美との間にも小さな溝が生まれ……でも、ハンバーグは美味しかったらしい。

#4:『Mたちの憎悪/拒絶の拒絶』
路地裏を歩いていると、不思議な瞳を持った子供っぽい雰囲気の女性、夢幻檸檬と遭遇したキョーコ。
背中を付けた壁を強烈に発熱させたり、異常に体温が高かったりとした彼女が気に成り、問いを突き付けていくと、彼女が津軽拒絶なる少年に改造された事を知る。
“ブッ殺したいあいつ”と自分の関係に近いものを感じ、“好意”を抱いた彼女は、檸檬から「見付け次第…、見付け、次第…≪殺して≫」との、言葉を得る。
笑って其れを承諾したキョーコの、憎悪と愛情。初対面としては異常なほど加速したソレは、総て狂気に支えられていて……。

#5:『Lの謎を追え!/4個目の光』
路地裏で気絶した人間を運んでいた謎の女?、ライト・スノー=ホワイトと接触、人探しが達成できない退屈とストレスの解消にケンカを挑む。
ともすれば嘗てと同じ英雄的行為だが、もはや“好意”の無い相手には何も感じないキョーコは、台車の人々を無視し、新たな戦闘スタイルで彼女と激突、追いつめた。
異常な色の肌や、血液の代わりに“光”を漏らす彼女にかつて闘った光の三原色兄弟との共通点を見出し、「パステルミディン」という言葉も聴きだしたが
相手の口の堅さから情報は満足に得られず、油断したところへの不意打ちにより、撤退を赦してしまった。

#6:『Gの道しるべ/異界の住民』
ベンチでうとうとしていたら、ワシに変身して飛んできた名前の長ったらしい紳士風の男、ヒーズに出会う。
魔術協会の所在を聴き求める彼に違和感を覚えながら、その狂気はいかんなく働き、悪友を害されるのではないかと勘繰ったり、益々危険に。
しかし、其れ以上の波風はお互いに立てなかったのも、また事実。

テレビスペシャル第一弾:『絡み絡まれW/ホール・オブ・フェイム』
半鳥龍の青年、ヴァルトスラットの依頼を受け、彼の住処である―――モヤ状の怪物たちに占領された洞窟に向かったキョーコ。
そこで遭遇したのは、天ヶ谷 双葉黒野 カンナサラ、[天道 光]]の4名と、かつて暫時語らった八柳 夜行……そして
―――人間としての“死”の時にも想い浮かべた命の恩人に酷似した姿を持つ、リーズであった…!
衝撃の展開!静かに静かに這い寄る、キョーコの狂気!!6人の能力者が織りなす、一大スペクタクル・バトル!!! 全ては君の目で確かめろ!

#7:『堕ち往くD/人ならざる二人』

テレビスペシャル第二弾:『結界のW/刃舞い神斬る時』


+ 【どうでもいいこと/メタな裏話】
名前を敢えて感じで表すなら、「恭子」。ただし、今は「狂子」の方がよっぽど適切だと思う。
スクール水着を着ている理由は、即座に水中戦に対応できて、変身解除後の自分のカラダを把握しやすいから。パンツじゃないから、恥ずかしくない。
見た目は、変身前はめちゃくちゃ眼付きの悪い八重歯の抜けたクドリャフカ、変身後はウカワームとタランチュラアンデッドを足して二で割って眼を増やした、と言えば判る人には判る。
中野人がイメージしてる作画もそんな感じ。変身前のキャラデザはNa-Gaさん、変身後のキャラデザは韮澤靖さんで、実写リファインが掛かってます。