【青紫の長髪の毛先だけをリボンで纏めた、黄色の双眸を持つ長身の女】
【丈の短い華美なドレスが、メリハリのあるグラマーな身体を包み込み】
【片手には、柄が螺旋状に捻れた身の丈ほどのハルバードを携えている】
【胸元を大きく露出し、馨しい香水の匂いと妖艶な雰囲気を身に纏うが】
【ドレスの裾からすらりと伸びるのはヒトでなくーーウマの両脚だった】
- PERSONAGE - 人物
- ウマの臀部と脚部を持つ、背の高い半人半馬の女。魔海生まれ魔海育ち。
- “不純”を司るという二角獣『バイコーン』の中の、“アスタ族”と呼ばれる一族の出身である。
- 常に他人との交流を求める好色家であり、他人に対する底知れない好奇心と喜悦の笑みを絶やさない。
- 「霊香」という一人称や間延びした口調は一見猫被りのようにも思えるが、これが彼女の素の状態である。
- また、世俗の輪から外れている為、世の中の出来事にはあまり詳しくない。故にこそ、怖いもの知らずである。
- VAARDIGHEID - 能力『グッド・ナイト・メア』(良い悪夢を)
- 『夢幻の操作と記憶に関する能力』
- ピンク色の靄ーー即ち魔力を媒体に、『夢幻』を操り、『記憶』を感知する能力。
- 「幻影」を作り出す他、体温などの「体感幻覚」を発生させたり、相手の記憶(感情)を読み取ったりすることが可能。
- 能力の行使には“対象への接触”が必要となる。
- ARMEN - 武器『ハルバード』
- 長さ約2.2m。柄が螺旋状に捻れ、シャボン玉のように一定しない幻想的な色合いを呈する。
- ピンクの靄状の魔力を噴出する、手を離してもその場に自立するなど、凡そ普通の武器ではないことが窺える。
- GESCHIEDENIS - ヒストリー
- 2018年7月某日
場所:某国 路地裏 相手:蜜姫 かえで
ひどい雨の夜、傘の下で蹲る彼女を見つける。かの蛇教の幹部であることは一切知らず、馴れ馴れしく拒絶も全て躱してしまう。
半ば強引に彼女を引き連れ、雨宿りにと暗雲の上、星空の下、己に託された彼女の言葉を、曖昧な返事を以て夢へと帰す。
しかし読み取った感情の奔流は確かなもので、それがヒトの情愛だと霊香の心に深く刻み込まれた。
最終更新:2018年10月26日 23:18