アーネンエルベ大聖堂に搭載されている、長距離エネルギー掃射砲で、世界の裏側へも攻撃が可能らしい
その外見は巨大なランスのような形をしており、大聖堂にそのままシンボリックに組み込まれている
大聖堂中枢部には、〝天獄門〟から膨大なエネルギーを供給する為のサーバーが存在し、それを防衛する為に
自律防衛システム〝レプリカント・オメガ〟が存在している
現在は、大聖堂崩壊に伴って、同じく崩壊、瓦礫の下へと埋もれている
白銀の、まるで天使の彫像のようなフォルムをした、機械の彫像、その背には二対の翼が存在し
頭部は、黒い、モノアイのセンサーが搭載され、胸には赤いコアが存在している、大きさは10m程
ラインの乙女のサーバーを防衛するためのユニットであり、ラインの乙女の小型版である〝アンチ・マテリアル砲〟を搭載している
その威力は絶大であり、まともに受ければまず致命傷は間違いないと言えるだろう
だが、その巨体が災いし、まともに動くことが出来ず、アンジェルの蜘蛛の糸などを受けて一方的に破壊された
それでも破壊光線の一撃は、調査隊一向に大きな打撃を与えたと言えるだろう
創世戦団が、ラインの乙女を簡略化、さらに近代的な技術を盛り込む事で造り上げた巨大兵器
術式が大量に埋め込まれており、楔を打ち込んで陣を形成する事によって、あらゆる場所に転送する事が可能となる
だが、転送には広大な空間と、大量の魔力が必要となる、見た目は碧く輝いている十数mにも及ぶ巨大な槍のようであり
ランスの部分は螺旋を描いており、これを回転させることにより、魔力を増幅、収束させる。
これを用いて創世戦団は、
風の国のシンボルたる大風車を二基、粉々に打ち砕いた。
動力核として
名称不明【異物】が用いられていたが、ジェスタ―の手によって取りだされ、そのまま〝槍〟は廃棄された。
最終更新:2013年01月01日 14:38