八管山 朧

                          人間は語ることによって獣(けもの)にまさる。


                           よいことを語らなければ、獣が汝にまさる


                                 『サーディー』



―――≪人物≫


八管山 朧/はすげざん おぼろ

創世戦団の構成員の一人、亜使徒と呼ばれる十二使徒のサポートをする役割についている、市街地に溶け込みやすい容姿から、諜報活動を担当する
普段は冷たい相手を突き放すような言動をするが、戦闘になると豹変し、好戦的かつ力押しに頼った雑な戦い方になる
それは彼女の能力の産物を見てもよく分かる、朧自身の戦闘能力は高くなく、自身は常に距離を取る
後天的な処置により覚醒したマインダーである
生まれた時から孤児院で育ち、孤独な日々を送っていたことから、性格は非常に冷たく、ドライである、またその為か
大衆と言う群体に呑まれ、自己を見失う事を嫌い、そんな世界を変えるために創世戦団へと参加した。
自分と同じように、特殊な人間に対しては柔らかな表情も見せる事も多いが、敵となる者には容赦せず、力なき群衆を見下している。

水の国ミール・シュタインの宝玉争奪戦に参加するが、纏衣・ヒルコのあまりにも強大な悪意と狂気の前に一時戦意喪失し
再び攻撃するが捕縛され、死を悟ったのか全てを巻き込んで自爆するが、結局ヒルコを倒す事は敵わなかった。


―――≪容姿≫


【肩ほどまで伸びたクセのある外に跳ねた焦げ茶色の髪を、一本に結んで】
【黒色のカーディガンに、その下にドレスシャツ、それを肘辺りまで袖まくりしてあり】
【グレーのチャック柄のスカートにニーソックス、黒のパンプスを履いた】
【黒と金が半々に彩られた瞳を持った、160cm程の女子高生と思われる少女】


―――≪能力≫


《〝死葬連突〟》
レイピアを使っての凄まじい刺突の連打と、マインドによる影を切りはなし鴉のような形状にして放つ攻撃の二段連撃
一つ一つの攻撃は大した威力はないが、手数、そして攻撃範囲は凄まじい。

≪〝ダークフォトン・ノヴァ〟≫
マインド内部から凄まじい暗黒エネルギーを爆発させ、周囲の全てを消滅させる技
当然操作しているマインダーも例外ではなく朧はこの爆発に巻き込まれ跡形もなく消滅した。

〝異形爬虫類型マインド『ヨルムンガンド』〟


【まず目に付くのは頭部、エイリアンのように後方に伸びており】
【無数の複眼、鮫のような鋭い牙と強靭な顎、光沢を放つ装甲のような肌】
【そして胴体は蛇のように長く、紫に染まっており、そこからまた装甲に覆われた腕が伸びている】
【背中からは数えきれないほどの触手が生えており、全身から瘴気を放っている】
【そんなまさしく異形の魔物と言った風貌の、2mほどの異形】

朧の使役するマインド、中距離型である。朧の影と一体化しており、影に自由に出入り出来る、それを使って回避と奇襲を行う
主な武器は強靭な顎と背中から生えた無数の触手、巨体を使っての体当たりなどである
背中の触手は酸を帯びており、皮膚に触れれば火傷を発生させる
その禍々しい風貌は、朧の凶暴な内面性が反映されていると言える

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最終更新:2013年02月10日 23:16