ノエル・グランスタッド

名前 ノエル・グランスタッド
年齢 17
身長 約171cm
体重 約78kg
性別


性質〜character〜

機械弄りが得意な、明るい少年。
よく笑い、よく泣き、あまり怒らない。
が、武器というものの在り方について並々ならぬ想いがある様で、無闇に人を傷付けるのを嫌う。
語尾に〜ッスとつけて喋る。
現在片想い(?)中。

地の国の出身。
幼い頃、落雷に遭い左肩から先を切断する程の大怪我を負った。
本来ならば死んでもおかしくない程の傷だったのだが、ある医者の活躍により一命を取り留める。
また、魔導技師と呼ばれる、魔力で動く機械の技術者でもあった医者に義腕を作ってもらい、そこからノエルも技師を目指す。
医者に弟子入りしたノエルは、標準的な速度で技術を習得。
また、習得した技術を義腕のチューンナップに活用する事で義腕は魔導機整備に欠かせないツールとなった。

落雷から十年ほど経ち、現在から二年ほど前、技師として一人前の技術を身につけたノエルは医者からある武器を託される。
それは、ロケットブースターのついた機械式突撃槍であった。
医者はロケッタブルノエルという名前をつけたが、ダサいからノエルは却下。
寄せ集めのパーツに刻まれていた、歪み、欠け、一文字ずつしか読めなくなった刻印をそのまま読み…


Muruh───ムルゥと名付けた。


医者は、ムルゥをノエルに預けた数日後、行方をくらます。
医者を慕っていたノエルは、彼を探し、託された武器をさらに強くするため、旅に出た───



容姿〜looks〜

【自己主張が激しい赤茶のツンツンヘアーを、黒のヘアバンドで抑え付け】
【焦げ茶色の瞳は、常に子供のような輝きと、溢れる好奇心の光を湛えている】
【怪我でもしているのだろうか、鼻の上に横一文字の絆創膏が貼られ】
【黒のタンクトップの上からモスグリーンのベストを着込み】
【晒された両腕は少しがっしりしていて、しっかり鍛えられている事が解る】
【迷彩柄のジーンズに、黒いブーツと、ミリタリー色の強い服装だ】
【背には、伸ばした腕二本分くらいの長さの機械槍と】
【トラックのタイヤ程の大きさの、円い大盾を背負っている】



能力〜ability〜

常人とは比にならないほどの、多量の魔力をその身に宿しており、量だけで見れば一般的な魔法使いよりも勝る。
また、生まれつきこの魔力を自在に操作する能力を持っており、様々な魔法を行使できる───

──はずだった。

事故で左腕を失ったせいで体内魔力のバランスが崩れ、身体がその均衡を守ろうとして、存在しない左腕に勝手に魔力を流すようになってしまった。
その影響で、体内の魔力を自分の意思で操作することができず、常に左肩の切断面から放出されている。
つまり、魔力を使って魔法を行使することが不可能となった。
ノエルの義腕、及び機械槍はそのだだ漏れの魔力を利用して動いている。
また、その体内魔力の多さから、多少燃費が悪い魔導機でも問題なく扱うことができる。
一応魔力操作能力も少しは機能しているようで、放出量の調整くらいなら出来る。
が、完全に流れを堰き止めるのは不可能で、限界まで絞っても常に微量の魔力を放出している。
しかし、普通に戦闘を行ってもまず魔力切れを起こす事が無いため、魔力回復も相当高いレベルにあるようだ。



武装〜weapon〜

機械式突撃槍──Muruh(ムルゥ)

普段つけている義腕を外し、左肩に直接装着する形の武装。アホみたいに重たい。
全長170cm、肘と肩の部分で全方位に稼働するため、逆関節のような形で攻撃することもできる。
内部パーツ、外部装甲ともに寄せ集めのパーツを使っているため、強度は高くない。
強力な攻撃を受ければ3発ともたずに破壊される。
最大の特徴は穂先の側面に配置されているロケットブースターである。
ノエルの魔力を熱エネルギーに変換する事で、内部に搭載された小型ロケットエンジンを作動させて急加速する事が出来る。
一度使うと冷却のために排熱、排気(要するに1レスのクールタイム)が必要になる。
また、現在試作段階の「必殺技」もある………らしい。


大盾

きた!メイン盾きた!これでかつる!
ただの鋼の巨大な盾。
ノエルのメインウェポンである。(大マジ)
基本的に、ムルゥで加速して、この盾ごと突っ込むのがノエルの戦法
殺生沙汰が苦手なノエルが相手を殺さないために編み出した戦法だが、ロケットブースターのついた鉄塊がぶつかったら普通死ぬ。頑丈な能力者たちに感謝。
そんな曰く付きの物でもなく、旅を始める時に地元(地の国)で買った代物。
何度も戦闘を経て、傷だらけになって、さらに敵にぶつけまくってるため歪んでいる。
こちらは魔導機でもなんでもないので、右手で持って使用する。
サイズ的には、トラックのタイヤぐらい。
これも重いが、ムルゥほどではない。
こんなものとあんなものを背負って歩くノエルは凄く足腰が強いため、本腰をいれてガードすれば大体守れる。


義腕

お師匠謹製。
が、お師匠が手を加えたのはノエルが5〜8歳の時のみで、しかも成長する身体に合わせてサイズアップさせる程度。
ノエルが技師としてのスキルを習得し始めてからは、本人でチューニングする様になっていった。
現在では魔改造があちらこちらに施されていて、現在確認できる機能は
  • ドライバー(指、±はもちろんのこと星型やボックスドライバーまで完備)
  • パーツボックス(上腕、主に壊れやすいムルゥのスペアパーツとお菓子が入っている)
  • バッテリー(肩部、30分間だけ駆動可能で携帯端末による遠隔操作が可能)
である。まだ他にも機能はある様子。
腕という特性上、常に衝撃に曝される可能性があるため、比較的頑丈に造られている。
少なくともナイフや銃弾を弾ける程度。
勿論攻撃を受けたら無傷では済まず、人口皮膚が破れて機械部が剥き出しになったり、肩付近に攻撃を受けると最悪の場合、魔力供給部に異常をきたして動作停止のおそれもある。
そうなると、着脱すらも手こずる為にノエルの戦力を大幅に削ぐ事が可能だ。
みなさーん!!ここ弱点ですよー!
ちなみに、コイツも結構重い。体重が同身長平均より10kg以上も上なのはそのせい。
さらにマシーンアームなので怪力だよ!



技能〜skill〜

技師としての腕前は熟練しており、魔導機だけでなく普通の機械もいじれる。
そのため、修理屋を営んでおり収入は少なくは無い。
また、魔導機の製作・販売もやっているのだがまず扱いこなせるだけの人物がなかなか居ないため売れない。
共同生活を営んでいる穀潰しの所為で余計な物を買う余裕は無く、家計は苦しい様だ。
ムルゥの耐久性が格段に低いのもそのためであり、ノエルの悩みの種の一つである。

また、その足腰の強さも特筆すべき点だ。
普段から合計百数十kgの武装を持ち歩いているために、それらをパージすると、かなり軽快な動きが出来る。
現に、しがみ付く男性一人を引き摺りながら平然と走ったことがある。
が、軽快な動きは出来ても本人曰く「走るのは苦手」だそうで、脚は速く無い。
恐らくだが、キックの威力はかなりの物になるだろう。

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最終更新:2013年03月21日 14:01