――――たとえ記憶すら持たずとも、信念はそこにあるのだから
――――〝 容姿 〟――――
【少年の服装は学ランで統一されており、前が開いている為に中の赤いシャツが見えている】
【ただ、黒目黒髪で平々凡々な顔立ちは、どうしても一般人的すぎて目立ちにくい】
【しかし、よくよく見ればだが――その学ランは、細かい傷で覆われており、平凡な人生は送っていない事が見て取れる】
――――〝 人物 〟――――
記憶喪失というロマンチック(?)な病を患っている少年。
自分の思い出――俗に言うエピソード記憶を全て喪失しており、世間的な常識はある物のの自分自身について何もわからない。
自分が何者であるのか、どこから来たのか、そもそもなぜ能力を覚醒させたのか――――
それら全てを含め、自分について何もわからない少年だが、ただ一つだけ分かる事が有った。
「理不尽に苦しんでいる誰かを助けたい」、と。
ただそれだけを道標に、心の支えに、この世界で生きていくことを決めた。
一人称は『俺』、二人称は『相手の名前』か『お前』か『アンタ』。二人称は、先に述べた順に仲の良い者に使う。
高校生らしい、大人になりきれていない言葉づかい。平和な日常では、のんびりと自嘲気味な話し方をする。
自らについて「魂の底まで刻みついたお節介焼き」という風に説明することが有るが、本心ではそれを誇りに思っている。
ただし、戦いの最中はクールぶるのを忘れて青臭い台詞を吐きまくる。時々思い返すと自分でも恥ずかしくなるらしい。
右腕に埋め込まれた宝玉を狙われ、
カノッサ機関に追い回されている。本人にすると良い迷惑。
――――〝 能力 〟――――
『紅を宿す右――”A saint's flame”』
神に近しい物からの祝福を象徴すると言われ、単体では無意味な物の他の物と組み合わせることで真価を発揮する【昇華の宝玉】と、かなり上質な【炎属性のマギタイト】が埋め込まれた右腕を持つ。なぜ、彼にそんな物が埋め込まれているのかは不明。なお、【昇華の宝玉】の祝福効果により、右手は痛みこそあれど傷一つ付かない。
魔力を集中させることで肩から先の右手が炎に包まれる。
拡張性には乏しいが、出力だけを見れば一級品の能力。右腕を肩まで覆う炎は、最大ならば「ただのパンチでも、炎が鉄を熔かしてブチ破る」程の火力を秘めている。ただし、常にその火力が出せるはずもなくそれは必殺技、普段は「ただのパンチでも、炎が木の板を燃やしてブチ破る」程度に留まっている。
肩までを包んでいる炎を掌に集中させることで、掌を中心に半径40cm程度の円状の炎の防壁が展開可能。一度に展開出来るのは8秒まで、最低でも一度使用してから自1レスを挟んでからでないと再使用は不可能。
――――〝 戦闘方法 〟――――
普通よりはちょっと高いくらいの身体能力と、威力だけは抜群の右手を組み合わせた喧嘩スタイル。
近づいて殴る。危なくなったら防壁展開。
――――〝 日記 〟――――
四月十四日
桜、という少女に出会った。彼女に"ハヤテ"という名を付けてもらう
何が有っても彼女を助けに行く約束をした
最終更新:2013年04月14日 22:31