吟醸

───名前
吟醸
ぎんじょう

───人物
水色の着流しに白いマフラーの、いかにも櫻の国生まれな感じの青年、48歳…48歳である。見た目の年齢は20代前半
一言で言えば戦闘狂、女や金や地位よりも戦いの一時を重視する男
ただ、強引な手に出る事は少ない、どうしてもという場合以外は同意を取る
戦えればそれでいいので、ふらりと現れては正義も悪も関係なく戦いに来る事もある
また、相手をその気にさせる為かよく煽る、見た目の欠点や見当違いの悪口もなんのその
好きな物は戦いと酒、好きな時間は夕暮れ時、趣味は戦闘
嫌いな物は大人しくしている事、真昼間、頭を使う事、細かい事
あと、ショタコン
隠れた左眼は負傷により、痛々しい刀傷が通り潰れている

───能力
《居合術》
刀を使った居合、最早説明は不要な戦闘形式

《先出し残像》
自身の動きを見せる残像を、自分の行動に先んじて出現させる
当然残像に実体は無く、残像と同じ行動を取る為、動揺を取る為の搦手となる

───武装
《迷刀・酒解》
櫻の国に伝わる迷刀の一つ、それ自体はよくある一般的な刀とほぼ変わらない
その刃からは懇々と酒が湧き出る性質があり、呑むのは勿論斬った相手を酔っ払わせる事が出来る
また、水の魔具としての使用も可能で、刃を付けた水を酒に変える
鯉口に鉄火石を仕込み、特殊な抜き方をする事で刀身を濡らす酒に引火させ、炎を纏う刀ともなる。鉄火石を仕込む改造は吟醸本人による物
「強者を斬った後、その血が入った酒を呑むのが至高」と吟醸は語る

───技
  • 水狂
刀を一回転させ酒のバリアを張る

  • 四つ払い
一瞬にして四回の切り払いを放つ

  • 酔剣
変則的な動きからの抜刀攻撃

  • 千鳥
高速の連続突き攻撃、一撃ごとは極浅い

  • 鬼殺し
抜刀する、と見せかけて持ち手をすっぽぬかせて不意を突いてからの鞘での打撃攻撃

しかし所詮これらは児戯に過ぎない、殺すだけならただ斬るだけで十分だし、刀なんて両手で持つ方が強いに決まっている。

───酒呑童子
よく自分を〝鬼〟と称するが、実際に鬼や妖怪ではなく、〝鬼が如く強さ〟を自称しているだけである
これは〝戦う〟為に斬るのではなく、〝殺す〟為に斬る鬼の本性
刀で腹を掻っ捌き、激痛によって酔いを覚まして危機感を呼び出す、それによって冴えた頭には斬る本能だけが残るのだ
自身の血肉で血染めに染まった姿は、正に赤鬼が如く姿

───戦闘
通常時においては居合抜きの構えを取り、速く浅い攻撃を主とする
浅いとは言え刀の酒気が傷から入り込む為、攻撃をくらえばくらう程に不利になるのは言うまでもない
また、彼が一番得意とするのは〝自分の死角への攻撃〟であり、背後や頭上、または体制を崩させてからの自分が不利な状況こそがその真価を発揮する
通常ではあり得ない体制、位置、部位での抜刀斬撃は、予測出来ない場所から相手を襲う

…ただ、やはり本気で殺す気になれば、そんなまだるっこしい事はしない

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最終更新:2013年05月12日 17:53