【雪のような白髪のツインテールで暗い紫の瞳を持つ女。首には
カノッサ機関員の証、白の逆五芒星のネックレス
があり、頬には白く”No.139”の刺青があった】
【白のチューブトップに白のライダースジャケットを羽織り、白のホットパンツにヒールの高い白のロングブーツを履いている】
【その風貌から瞳の色が際立っているが、常に何かを見つめているはずのその瞳は他者と同じ物を見ていながら、全く違う物を
見ているようで、彼女からは”人間らしさ”というものが希薄に感じるだろう】
【能力】『ヴァニティバイラス』
意思無き肉体に感染する能力でもあり、彼女自身でもある
感染方法は肉体に直接トラウ・ヴァレンタインの血液を注ぎ込むこと。意思無き肉体、つまりは死体でなくては
感染しない。動物の死体は脳だけなら操ることも出来る
感染した人の肉体は老若男女問わず細胞を変質、変異させ頭髪、骨格、肌や目の色、人格全てが「トラウ・ヴァレンタイン」
となる。一番の特徴としては血液が白くなる
<<特徴>>
肉体に入ったウィルスが肉体の新たな”エネルギー”となることで、活動を停止した肉体はまるで生き返ったかのように活動することが出来る
”エネルギー”が死んだ肉体を活動させているので体温が人間の体温よりやや高い
「トラウ・ヴァレンタイン」となっているため、感染した肉体が例え能力者であろうが、武芸者であろうがその才能
を受け継ぐことは出来ないが、代わりに身体能力、スタミナが人間を凌駕する
肌、頭髪、爪、血液を硬化することが可能で、血液は硬化の後に再度液化も出来る
感染した個体同士で記憶を共有、会話も可能
<<弱点>>
高温に弱く、また外気に触れるとあっという間に死滅してしまうので、感染方法は血液などによって守られて
いなければ感染できない。また、欠損した死体は感染しても欠損したままなので、五体満足な死体しか感染させられない
意思を持った死体には感染させることは出来ないが、体がだるくなる程度の毒にはなる(継続は1~2レス程度)
【性格】
好奇心旺盛で他人の喧嘩でさえ興味が沸けば首を突っ込む。優雅な音楽とお茶を好み、そういった条件に合う喫茶店探しが趣味
暇な日は新しい喫茶店を探したり、気に入った喫茶店をハシゴしたりしている
他人を増殖のためのストックとしてしか見ておらず他者の命の価値を理解出来ない
増殖を本能とし、五体満足な死体を見つけては感染させている
弱点にもあるように高温に弱いため、炎やそれを操る能力者には嫌悪感を示す
【戦闘方法】
力任せの徒手空拳
硬化した爪で切り裂く
束ねて切断した後から硬化した髪の毛の武器
血流を操ることも出来るので、小さな傷口から硬化させた血液の弾丸を発射
硬化した肌や髪、血液で防御
【備考】元はカノッサ機関でウィルス研究をしていた下っ端研究員。野心家で「いつかカノッサ
のトップに立つ」という目標があり計画も立てていた。しかしそれが上司にあっさり露見してしまい処刑されてしまう
が、その際に彼女が独自に開発したウィルスが体内に入り肉体が変異し、ウィルスに完全に支配されたことで蘇った
彼女の現在の人格はウィルスが脳を支配したことで誕生した人格で、「トラウ・ヴァレンタイン」という人格は既に死んでいる
『ヴァニティバイラス』とは彼女の能力の名前でもあり、彼女自身ということでもある
最終更新:2013年11月16日 23:00