ウク=ネクタル=オーエン

――僕は知りたいんです、この世界の全てを、ありとあらゆる知識を
だが私は知らない、私の事を、そして心の奥底の空虚を――
――誰か教えてください――
――僕は
私は――
――"何"なんですか?――

データベース

 その男は賢かった
    その男は馬鹿だった

基本データ

名前

ウク=ネクタル=オーエン
 (Uku=Nektar=Owen)

肉体

薄い灰色で短い
虹彩は濃い灰色、目付きは柔和
容姿は中の上といった辺りで童顔、表情は穏やか
身長 成人男性としては低い
体重 非常に軽い
体格 痩せ型
年齢 見た目の年齢は23歳辺りだが身長と顔のため幼く見られる、実年齢は不明
服飾 特定の服装は無い
装飾 首にネックレスとしてUSBメモリーを掛けている

性格

朗らかで優しい
また探求欲が強く知りたがりでもある


能力データ

【電脳ノ荷体】

 ヨミ(デンノウノカタイ)

能力者は一種のコンピューターである
主に小型機体、小型端末(ビット)を放出しそれを複数操作することができる能力といえる
この小型機体は無限に作り出せるというわけでもなく、彼が体内で五日間で一個生成出来る
また自動生産のため普通尽きることは無い
小型機械はそれ単体ではかなり頑丈なだけであり、最長稼動はどれだけ酷使しても12時間で固定である
そしてこの小型機械の操作能力、機能は経験により成長する
また、副産物として若干計算が得意で簡単なものなら暗算も可能である
そして肉体の欠損がある一定以上でなければいかなる器官も時間経過で再生する(相応の時間は掛かる)
口内に入れたものを分解しエネルギーとして蓄えられる、砂を食べてもエネルギーになる
エネルギーがなくなれば能力者は動けなくなる
これらのデメリットとして水、熱、霜、高圧電流、精神系への攻撃に大して非常に脆い

【電脳ヘノ転化】

 ヨミ(デンノウヘノテンカ)

『電脳ノ荷体』の機能の一つである
『電脳ノ荷体』の能力のほとんどは精神や情報だけの存在にならず肉体を保つために使われている
その肉体維持機能を放棄する能力である
放棄する程度はある程度決めることが出来、放棄した後肉体をまた戻すことも可能(しかし再生時間はそれなりに掛かる)
放棄する程度が大きいほど肉体の生身が消滅し、情報と精神だけの存在となる
放棄する程度によって一度に操作できる小型機械の個数が増加したり、弱点である水や熱、霜などにある程度の耐性を得ることができる
だが弱点であることには変わりは無い
また、放棄する程度が高ければよりコンピューターに近づく
だが、放棄する程度が大きければ大きいほど電撃、精神系の攻撃一発で致命傷になりえる

小型機械の機能

現在での小型機械の機能である
今後の成長に従い新たな機能が付与される可能性が高い

+ 行動補助系
  • 光源展開
使用機体数:1
小型機械が発光し周囲を照らす
明るさは操作可能
範囲はおよそ小型機械より半径5m前後

  • 索敵
使用機体数:1
小型機械を飛ばし周囲の環境を探る
視覚、聴覚などを始めとし大気成分、生命反応なども探ることが可能

+ 戦闘系
  • エレクトロナイフ
使用機体数:2
ビームで生成されたナイフ
握って使う方法と空中に浮遊させて使う方法がある
そんなに熱くなく、物理的な攻撃が可能
本人が近接武器で唯一マシに扱えるのがこのナイフだけである

  • エレクトロガン
使用機体数:1
遠距離攻撃、一発一発の威力はそんなに高くない、銃器の2/3程度の威力
そこそこ連射が効く、弾丸であるビームは熱い

  • 電磁シールド
使用機体数:4
空中に電磁波で出来た不可視のシールドを張る
ただし面積が広くなれば反比例するように脆くなる

戦闘データ

小型機械を使用しての戦闘、基本遠距離攻撃を好む
通常状態では同時に操作できる数は5~10
それ以上となればしっかりと命令が出来なくなるか、感覚器官などを遮断して命令を下さなければならない
また、長期的で過激な戦闘を行うとオーバーヒートを起こして倒れる


その他

 君は誰ですか?僕は君を知らないのです
    私は君を知っていた、だけどそれは残らない

能力の弊害として彼は一度眠ると生きるうえで大切な記憶(言語、食事、歩き方など)以外を全て忘却する(自分自身がなんなのかすら忘れる)
そのため自分がなんなのか、どこで生まれたのか、そんなことを全て忘れている
名前も困っているところを助けてもらった人からもらった名前である
首にかかっているUSBメモリーには彼の名前と性別が記録されている
また、外部の記録媒体(USBメモリー、CDなど)に接触することで記憶を記録することが出来、それらに接触して読み取ることで次起きても記憶を引き継げるようになっている
記憶をなくしていることすら気付けないので話が非常にかみ合わない


 僕は誰なのですか?
    私は本当に私なのですか?
 誰か答えてくださいと僕は問いかけた
    私の問いはただ虚空に消えた

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最終更新:2013年11月20日 00:19