オウル・F・フレスベルグ

【名前】

オウル・F・フレスベルグ


【容姿】
性別/男
年齢/26歳
身長/182cm
体重/63kg
肩より少し長いくらいの髪の毛を後ろで結っている。髪色は薄い茶色。骨董品らしきモノクルを掛けており育ちがよさそうに見えるが灰色のロングカーディガンとワイン色のチノパンというラフな格好を着用している。
糸目。たまに開く…かも
うなじにはNO,53と刻まれており結った髪を下ろして隠している

【所属】

【能力】
『署名剥奪』(イグジステンスサイン)

自身の名前を現物に残し、そのマーキングされた場所に瞬間移動する能力。

マーキングは自分の名前や他者から見て自分とわかるもの、自分を証明するようなものでなければならなく、自分の名前の署名、印鑑、指紋押捺などで能力は発動可能となる。
能力が発動する限界はマーキング3つまで。それ以上は古い署名から消えていく。また能力を使った署名も消えてしまう。
転移出来る距離は精々50メートル程度。

名前や印鑑などはそれが他者から見て名前だとわかる程度、指紋は判別不明なほどの汚れなどがあるとマーキングとしては意味をなさない。

自分はもちろん人や物も移動させることは可能だがどちらも手に触れている状態、人の場合は更に対象の同意も必要とする。

他人に自身の署名を書いてもらっても能力は発動しない。それどころか何故か暫くすると他人に書かせた署名は何故か消えてしまう。機械などで書いてあるものも同様である。

この能力は常に発動している状態で日常的に名前なども書いた場合にも能力の対象としてみられてしまう。オウル自身この能力の事を『呪い』と言っており「名刺の一つも作れない」と嘆いている。

【性格】
糸目で常に笑っているように見え、常に敬語で話すが敬う気はゼロ。むしろ大多数の人間の事を下に見てる。自分の能力は忌み嫌っているが有るものは使わないと損するという理由で日常的にもよく使っている。好戦的な性格ではないがあくまで戦いが好きじゃないだけで別に殺す事に躊躇いはない。物質主義者で自分の見たものしか信じない。故に幽霊などの類は苦手意識がある

【武装】
  • コンバットナイフ
切れ味が良い業物。刀身は黒色。普段は腰の後ろの方にしまっておりカーディガンで隠している

  • スローイングナイフ
簡素なもの。ベルトの左右につけてあるホルスターに片側4つ、計8つ所持。普通に過ごしているぶんにはギリギリ見えない

  • 朱肉
普通の朱肉。ベルトの右骨盤あたりに所持。スライド式

  • 万年筆と手帳
万年筆は割と高そうな骨董品。手帳は何処にでもあるような持ち運び出来る程度の大きさの物

  • 銀製の指輪
右手の人差し指に所持。この指輪には「オウル・F・フレスベルグ」と鏡文字で彫られており印鑑の役割を果たすことが出来る。何故かこの指輪は能力の干渉を受けずに名前が彫られ続けている。聞いた話によるとオウルが産まれる前に作ったものとか。まぁだからといってそれが理由かは定かではないが


【戦闘方法】
相手の攻撃を誘ってからの能力を使用した不意打ちや騙し討ちなどを得意としている。というより真正面からの戦闘が余り得意ではない。それでも昔の経験からか多少の体術は心得てはいる。銃が苦手という理由からスローイングナイフにより遠距離を対応する。

【備考】
風の国の名門フレスベルグ家に生まれおちる。両親や兄弟達とそれなりに不自由ない生活を送ってきていたがオウルの能力が発現してから暫くして「名を残せないならばフレスベルグ家にいる意味はない」と半ば追い出される家のように家を出された。それ以来自分の能力の所為もありフレスベルグ家との書類上の繋がりも完全に途絶え血の繋がりが有る人間が存在しているにもかかわらず天涯孤独の身と成り下がった。それ以来自分の能力を『呪い』と忌み嫌っている。フレスベルグの姓をまだ名乗っているのは能力の発動するのに必要だということもあるが7割近くは自分を捨てた家への当てつけのようなもの。身につけているモノクルや万年筆は家を出る前に持っていったものだが実はそれ以外も幾つか骨董品や高そうな品物を持っていき、質に入れたりをしていたのでお金は余裕がある模様。指にはめている指輪は家を出る際に親から餞別と渡されたもので唯一形に残り続ける証明。

呪いの例外を見つけるべく色々な方法を試したがどれも失敗に終わっている。鏡文字で書いた文字も消え、体に傷をつけて名を刻んでも治癒、限界まで崩した文字で書いてもまずなんて書いてあるか理解がされなかったが消えた。
多少の体術はフレスベルグ家にいた頃に護身程度と習得したもの。名門ということで敵も多かった為に本格的に指導されたのでそこそこ動ける。前述の銃が苦手というのは特に銃に関してのトラウマなどは無く只々狙うのも撃つのも苦手なだけ。投げナイフの腕は密かに練習していたので腕はそこそこ立つ。

カノッサ機関のナンバーズでNO,53
機関に入った理由は知らない者が居ないような組織に入ればいずれ悪名だろうと世界中に名を残せるだろうと考えたため。機関を自分の為に利用してわけだがオウル曰く「この機関で自分の為以外で動いている人は何人いるのでしょうかね?」とのこと。向上心はなく自分の立場に満足している。機関に忠誠は誓ってなどいないがそれでも拾ってくれた恩は多少なりと感じてはいるようだ。それでも極力は荒事は避けたい模様。

将来的な目標は『呪い』を解く事。だがそれも長いこと続けているうちにだんだんと諦め始め、『呪い』の干渉しないところで名を残そうと妥協している。しかし物質主義である事から「記憶に残しておく」というのもあまり信用してなくジレンマに苦しむ今日この頃

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最終更新:2015年04月22日 15:40