名前 |
ウー・リーシャン(Wu Lixiang) |
性別 |
女 |
年齢 |
16 |
職業 |
カノッサ機関構成員 |
異名 |
〝白天龍の子〟 |
身長 |
158.2cm |
容姿 |
いわゆるチャイナ服に身を包んだおかっぱ頭の少女。髪色は黒。常にツァイロンという名の小柄な老人を背負っている。 |
性格 |
ツァイロンを師父と呼び彼の命令に従って行動する、ややロボット的な性質を持つ少女。特にツァイロンの指示がない場合は自分で考えて動き、その際の信条は「正々堂々」。この信条は、彼女がこの世で最も尊敬する人物を見習ってのものらしい。一方でツァイロンが非道な指示を出したならば、自身の信条をかなぐり捨て冷徹に行動する。基本的にツァイロンは会話をしないので、彼女らに遭遇した相手はリーシャンと主に会話をすることとなる。 |
戦闘方法 |
後述の「脚力を強化する能力」、及びツァイロンの固有能力を合わせた計2つの能力を駆使して戦う。その戦術は脚力強化による攻防、スピードを兼ね備えた立ち回りを活かしての肉弾戦というオーソドックスなもの。 |
名前 |
ツァイロン(Zailong) |
性別 |
男 |
年齢 |
97 |
職業 |
不明 |
身長 |
不明(リーシャンの背中に収まるほど) |
容姿 |
伸ばしっぱなしにしたボサボサの白髪で体中が覆われた小汚い老人。うす汚れた、ぼろきれにしか見えない薄い生地の服を身にまとっている。髪で隠れたその表情を確認するのは難しく、大きなかぎ鼻と口元がかろうじて見えている。 |
性格 |
他者が泣き叫びのたうちまわる様を見ることを何よりの楽しみとするサディスト。自身の加虐欲を満たすためにリーシャンを良い様に使っている。リーシャンの口振りから、彼女に武術を教えたのは彼であるようだ。今のところリーシャンとの詳しい関係性は不明。 |
戦闘方法 |
無し。年老いて筋肉の衰えた老人であるため彼自身は一切戦闘に参加せず、戦闘中は終始リーシャンに背負われている。彼固有の異能を持っておりそれをリーシャンが利用して戦うため、間接的に戦闘に参加していると言うこともできる。 |
リーシャンが持つ能力。名の通り足の筋肉を強化して攻撃力、防御力、スピードを底上げする。彼女は常にツァイロンを背負っているため両手が塞がっており、そんな状況下でも戦えるようにするためこのような能力を身に着けた。よって彼女の戦闘は全てが足によって行われる。シンプルながら武術の要素を取り入れた蹴りの一発一発の威力は高く、本人曰く電信柱すらなぎ倒すほどの破壊力を持つ。
ツァイロンが持つ能力。どんな場所でも歩くことができる能力である。靴の底を向けた場所が足場となりその上に能力者は立つことができる。すなわち空に見えない階段があるかのように空中を歩いたり、壁面や水面の上を歩いたり、天井に逆さに立って歩くこともできる。特に空中を歩くことができるのが強みであり、能力者は自在に空中を跳ねまわることが可能。やろうと思えば靴底を空に向けて、空中に逆さに立つなんて芸当も可能である。『天国歩行者』は能力者本体(ツァイロン)が触れている人間にも発動する。すなわちツァイロンと常時接触しているリーシャンは『天国歩行者』を自在に操ることができ、前述の脚力強化の能力と組み合わせて強力な空中殺法を繰り広げることが可能となる。
作中でリーシャンが使用した技は以下の通り。
高速で相手に突撃して跳び蹴りを放つ。その軌道は直線的。
回転しながら放つ蹴り。攻撃に用いるほか、主に飛んでくる銃弾をはじき返したりなど防御目的で使用することが多い。
『天国歩行者』の効果をフルに発揮し、高速で相手の周囲360°を跳びまわる。空中に着地しさらにその空気を蹴ってジャンプし新たな場所への移動を繰り返すことによって、相手の視界から逃れ死角を突くことを目的とする。これ自体はただの移動技だが、相手に隙を作り出し確実に攻撃を当てるようにすることが狙い。
『天国歩行者』によって空中でのジャンプを繰り返し遥か上空まで飛び上がったあと落下し、重力によって加速された超高速での蹴りを放つ。落下予測地点から相手が逃げた場合、落ちながら空中を蹴って軌道を変え確実に相手を追尾する。彼女の技の中で最大の奥義。最も高い威力を持つ。ただし落下の衝撃はリーシャン自身にも生じるため、使用時にはそれなりにリーシャン自身もダメージを受ける。
常に二人一組で行動する
カノッサ機関の構成員。加虐趣味の老人・ツァイロンと、それに従う弟子の少女・リーシャンによって構成される。両者の関係は師匠と弟子にあたること以外よくわかっていないが、リーシャンがツァイロンの無理な欲求を飲むのは「恩義」のためらしい。ツァイロン自身は威厳など欠片も感じられない浮浪者じみた老人だが、リーシャン曰くツァイロンは「偉大な人物」とのこと。主にツァイロンがリーシャンに殺人・拷問などを命令しそれをリーシャンが実行する形で悪事を重ねてきた。これに関してリーシャンは「自らの意思で師父に従っているのだから悪事は自分が為したこと」という考えを持っており、罪は自分にあると考えているようだ。一方ツァイロンは自身が出した命令が中々執行されないとリーシャンに暴力を振るったりなど、横暴な行動が目立つ。それに対し文句ひとつ口にせず機械的に従うリーシャンという2人の姿は、見る者にいびつな不気味さを思わせる。基本的に戦闘はツァイロンの意思によって行われるため、途中で飽きる・寝るなどしてツァイロンに戦闘の意思がなくなれば戦闘はその場で終了する。
名前を漢字で表記すると、「武 麗香(ウー・リーシャン)」と「在龍(ツァイロン)」。
最終更新:2018年03月29日 10:25