────人間の体を捨てた、ニンゲンでいる為に。
プロフィール
名前 |
琉 璃藍 |
読み |
リュウ リーラン |
性別 |
女性 |
年齢 |
10代後半 |
身長 |
158cm |
体重 |
71kg |
瞳の色 |
平常時はマリンブルー |
人物像
ほぼ全身が機械の華人な少女、顔だけかつ接触しなければ人間とそう差異は無い。
スラム出身。とある事件で重症を負い、ある組織に救出、現在の体へと彼女曰く「治療」された経歴を持つ。
故に組織に対して強い恩義のようなものを感じており、ごく末端の戦闘要因として任務に従事している。
彼女が組織について知っている事柄も言及する事も殆ど無い
が、機関員他にも攻撃を加える事から少なくとも所謂「悪の組織」ではないようだ。
生来我が強い性格で、機械の体という特殊な境遇から、特に己が人間であるという自負への拘りは非常に強い。
人間である事を再確認するように喫煙や食事等、彼女にとっては必要性の少ない行為を行う姿も散見される。
また、成果を上げる事に対しても強い執着を持っている様子。
幼少時の経験故に気性は荒く、感情の上下も激しい。特に琴線に触れた場合、手段と目的を入れ換える事もしばしば。
かといって悪人という訳ではなく、むしろかなりの善人……怒らせない限りは。
余談だが、体重がやけに重いのは機械だからであって、決してぽっちゃり体型ではない。むしろ華奢。
容姿
顔
【
櫻の国の人間と近からずとも遠からずといった、どこか独特な、あどけなさが色濃く残る顔立ち】
【瑠璃のように青い瞳を持つ目はしかめたように細く、かつ鋭いもので】
【同じ青、対比すれば海を思わせる群青の髪は後ろで括られ、額の上では飛び出した髪の束が弧を描いて踊っている】
独特の顔立ちについては、メタ的注釈を入れればそのまま中国人のそれ。
体
普段着
【細身の体を白いタートルネックのセーターで覆い、上から羽織っているのは紅色の、エナメル質の光沢を放つロングコート】
【その小さな背面には白い龍の刺繍が大きく、所狭しとばかりに刻まれている】
【コートのスリットからはセーターと同じ色合いのスラックスが、サイズ違いとばかりに余裕のあるタックを覗かせていた】
服無し
【首から下全てが一目で機械と見て取れる外見、表面には黒の塗装と、更に上から艶消し加工が施されていて】
【背の正中線上には透明のパイプが露出しており、内部で青色をした液体が循環する様を確認できる】
【外殻は基本的に薄いセラミックの板だが、上腕や大腿といった主要な筋に当たる部位は巨大な繊維を幾重に束ねたような人工筋肉で構成されていた】
有機融合型義体「機龍」
読みはジーロン。機械で駆動する体の代用品、義肢の全身バージョン。全てが機械式ではなく、神経等は元の体のものを流用している。
一部を除いたほぼ全身を補う、かつての
出来事により肉体の大半を失った彼女にとっての体。
該当部位は四肢の骨肉に始まり心肺含む臓器の一部にまで及ぶ、一見判別し難いが、眼球や顔の筋肉すらもが模造品である。
これらは彼女に様々な恩恵を与えた反面、それ相応の代償を彼女に強いている。
例えば推奨される食事は後述の「巡命」と添加物で構成される飲料である事や、高くない適合率が引き起こす激痛等。
人間の食事を口にしても感じられる味覚は大雑把なもので、精々甘い、辛いを判別する程度、栄養もほぼ吸収されない。
装備
彼女は能力者でこそないものの、「組織」の意向により各種兵装を義体に組み込まれている為、
戦闘を行う際は能力者ですら軽視はできない戦闘力を発揮できる。
搭載しているものの種別は多種多様だが、一部は制御に必要なソフトウェアがインストールされていない。
何かの弾みでソフトが起動したり、ダウンロードされたりして、手札が増える可能性もあるだろう。
通信装置───頭
携帯電話に相当。通信以外の他、制限を解除するソフトのダウンロードにも用いる。
「巡命」───体
読みはシュンミン。全身を循環する青い人造血液、兼衝撃緩衝材、兼冷却液、兼燃料(不燃物)。
熱と衝撃を吸収する性質を持ち、残りの燃料&吸収可能量に応じて色が青から黄、赤へと変化する。赤になると機能不全に陥ってしまう。
彼女の瞳の色は、人造眼球を流れるこれの影響を如実に受けるらしい。
また、彼女の義体はこの液に頼りきった構造になっており、これを多量に失うと途端に不安定な状態になる。
特に背部のパイプは弱点であり、致命的欠陥。
「黯剣」───右腕
アンジェン。日本刀を両刃の直刀にしたような金属製のブレード。刃渡りはおよそ60cm弱
格納部位は「腕の中」で、手首の手甲側付近から籠手のような形で出現する。右手がフリーなのも強みの一つ。
格納の為、稼働部が付け根に一つ、刃に二つ存在し、三つ折りが可能な構造になっている。
付け根の稼働部により、飛び出る角度の調整が可能。逆手持ちも再現できる。
それでいて強度は名匠の業物にも劣らない、らしい。現状において、唯一燃料消費を伴わない武装。
「翻化」───左腕
ホンファ。銀のアームバンドのようなエネルギー兵器、血中の燃料を消費して熱を持つエネルギー場を生じさせる。
それを一時的に武器として扱ったり、攻撃を相殺したり、射出したりする。無属性魔法や熱操作とほぼ同等。
出力を調整すればスタンガンのような用法も可能。SF映画の光線銃に近い。
劣悪な燃費さえ顧みなければ結構な威力や攻撃範囲を実現できるが、無論相応のリスクは発生する。
加えて発熱を血液が吸収する為、乱用は自壊に繋がる可能性大。
「猟鷹」───四肢
リィエイン。動力を集中、蓄積する装置、数秒~数十秒後にそれを放出する事で、爆発的な瞬発力を体現する。
燃料を消費する他、勿論出力に応じた衝撃を受けるので、乱用は自壊に繋がる可能性大。
両肘両膝の内部に組み込まれている為、外からは判別しにくい。
+
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その他設定 |
今のところ、上記以外で明らかになった情報は無い。
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絡み履歴
- 茶店で血液の補給中、ライカと遭遇。
似た境遇──機械の体を持つ少女に心を踊らせ、意気投合?
酷い写りの写真を撮られ、現像されたそれを貰った。裏には彼女の連絡先が書いてある。 -- 琉 (2012-01-31 01:13:13)
- 湾口での任務中、僧兵姿の女>常磐 御前と遭遇。&br()客船アルハンブラへの襲撃を示唆されたが多忙故、そこへ訪れる事はせず───&br()後日ニュースで襲撃の報を目にし、あくまで私用の範疇を逸脱しない程度ながら、件の女の追跡を決意する。 -- 琉 (2012-01-31 01:21:43)
最終更新:2012年01月31日 01:21