INF財団
「宇宙に消えたFictionを、二人が錯覚しているの」
——『Feeling Your UFO』p.1
■CONTENTS
■詳細
≫詳細
我々の存在している基底現実とは別次元の宇宙体系である、虚構現実に存在していた財団。
その世界では我々の世界とは様々な要素が異なっており、根本的に異なる発展と遂げている様子である。
基本的に彼らの世界と交信する事は不可能であり、グランギニョルの神々以外に自発的な転移を行うことは不可能。
虚構現実では科学技術の他宗教体系も進歩しており、聖府と呼ばれる中央集権的宗教組織の記述が多々存在している。
財団自体もまた、後述する虚構制御ファンクションに宗教的要素を用いる事も多かった。
グランギニョルの神々を
『グランギニョル神話』として定義しており、どうやらその世界では神として崇められている様だ。
INF(虚構現実:Imaginary Non-Fiction)財団は神話生物であるINFオブジェクトを制御する役割を持つ。
彼らの報告書には虚構制御ファンクション(Imaginary Normalized Function)が規定されており、彼らの技術を以てして神話生物を管理していた。
しかし多くの場合その管理は破綻しており、グランギニョルの神々の侵攻を止められなかった。
■関連
≫関連用語
◇オブジェクトクラス
財団により定義されるINFオブジェクトの性質を要約したクラス分類。
現在8体が確認されており、それぞれに分類分けが済まされている。
◇禁書目録
聖府が成立し宗教的な神話体系が完成する以前に描かれた、グランギニョルの神々をモチーフとした書物。
それぞれ宗教的な偏見の入っていない貴重な情報源であり、正しく神々を描いた作品とされる。
宗教的世界である虚構現実では禁書とされており、エージェント達にも一部しか渡されない。
◇対抗神話
グランギニョルの神々に対抗する為の手段。主に禁書目録を基に定義される。
虚構制御ファンクションに組み入れられる事も多いが、その場合は多くの犠牲を払う結果となる。
■補遺
レッド・ヘリング事件の際に転移してきたエージェントが所持していた冊子。
INF財団について書かれた貴重な冊子であり、上述した内容を纏めている。
最終更新:2018年05月21日 15:35