このページでは、面白いステージを作成するコツなどを紹介していきます。

ステージを作る前に

ステージを作りながらすべてのネタを考えると、途中で行き詰ってしまうことがあります。
ある程度でいいですので、どのようなネタを使うのかを頭の中で想像しましょう。
使用するタイルセットやスプライトを簡単にメモ帳にまとめておくと、より効率よく作ることができます。
例えば、ワールド1の地上ステージを作りたい場合、
タイルセット Pa0_jyotyu.arc(ドカンやハテナブロックなどのタイルがある常駐タイルセット)
Pa1_nohara.arc(地上のタイルセット)
スプライト クリボー,ノコノコ,回転床
このようにまとめるとOKです。

ステージ作りの基本

  • 途切れた地形を作らない
こんなのは論外(^ω^;)                     これは基本中の基本だね。
地形が途切れていると、プレイする側にとっては不自然に思えてしまいます。
これはステージ改造の基本なので、覚えておきましょう。

  • コイン、ブロック、ドカン、矢印看板などを小まめに配置する
置き過ぎると逆効果になります。
どのような頻度で配置すればいいかは、本家のステージを参照するとわかりやすいです。
コインは道しるべに配置すると効果的です。斜めに配置する場合、そのままだと汚く見えるため、スプライトの方のコインも使ってなめらかに配置しましょう。

  • 背景タイル、環境系スプライトなどで装飾する
なんだか殺風景な土地。                  ガラッとイメージが変わります。
環境系スプライトは溶岩の火花、粉雪、日光などがあります。環境に適したスプライトを使用しましょう。
どんなスプライトを使用すればいいかは本家のステージを参考にしてください。
空中ステージの場合、ゾーンの上下をスプライト234/446(雲)で覆ったほうがいいかもしれません。

  • 同じオブジェクトやスプライトを連続して配置しない
殺風景&不自然。                     これこそ改造。
特別な事情がない限り同じタイルを連続して配置しないほうが無難です。
特殊な仕掛けを使うコースを作るのであれば自由にしてください。

  • 背景をスクロールさせるようにする
背景が動かないと違和感のあるステージになってしまいます。
特に初心者は背景の設定をし忘れがちなので、注意しましょう。
尚、砦,城,海岸など、背景をスクロールしなくてもいい場合もあります。

  • ゾーンの位置・大きさは基本的に縦横共に16の倍数にし、横スクロールステージの場合は縦の大きさを384以下にする
16の倍数にしないと、不具合が起こる場合があります。
なれないうちは、ゾーンの位置・大きさを本家のコースと全く同じようするといいでしょう。

  • マルチプレイでプレイしても必ずクリアできるステージ構成にする
NewマリオWiiの利点の1つ「マルチプレイ」を生かすため、複数人でプレイしても1人もシャボンに入らずにゴールできるステージ構成にしましょう。

  • 雰囲気にあったスプライトを使用する
野原のステージには野原のステージに合うクリボーやノコノコ、ハンマーブロスなどを主に使用したほうが良いです。

  • 所々に高低差を作る
上手く使わないと見かけが悪くなるので、過度にやりすぎないように注意してください。

  • 必ず一定方向に進むように地形を作る
横スクロールステージの場合、
縦にジグザグした地形だったり、最初に右に進んだあとに左に戻らなければならないような地形だとテンポが悪くなります。
特に理由がない場合は右方向に進ませるように地形を配置しましょう。

  • 立ち止まる場所はなるべく作らない
基本ジャンプアクションの2Dマリオでは、理不尽なグルグルや狭い道で通過のタイミングを待つといった昔のマリオのような仕掛けはテンポが悪くなる原因になるため、通常のステージでは控えましょう。

  • 仕掛けを使う
仕掛けを使わずにタイルセットと敵キャラだけでステージを構成すると、どうしても単調なステージになってしまします。
地上の場合は回転床、地下の場合はクリスタルブロックなど、ステージに合わせた仕掛けを配置しましょう。

  • スプライト179の触れるとワープする範囲をカメラの見える位置(ゾーン内)と重なる場合は、レイヤー0などで隠す
マルチプレイの場合、プレイヤーがワープ範囲に接触すると、一定時間経過、または他のプレイヤー全員が接触するまで同じモーションを繰り返すため、非常に不自然に見えます。
ワープじゃなくていい場合、ドカンで代用してもいいです。

  • ゾーンやエリアの移動をなるべく少なくする
ゾーンやエリアの移動が多いと、どうしてもテンポが悪いステージになってしまいます。
多くても5回以下にしましょう。

  • ステージによってゾーンの領域や、カメラのズームレベル・スクロール速度を調節する
高低差の少ないステージではゾーンの領域やズームレベルを低くしてマリオを見やすくしたり、
高低差の多いステージではゾーン領域やカメラのズームレベルを高くして、スクロール速度を高くしましょう。

  • ステージを適度な長さにする
ステージを長くすると、どうしても同じ仕掛けが多くなり、プレイする側は飽きやすくなります。
かといって、短すぎてもゲーム的に問題があります。

  • 難易度はエレベーター式に
最初は仕掛けの解説やマリオのパワーアップを優先させましょう。
どうしても難易度をいきなり高めたいのならば、中間ポイントのすぐ後にそのエリアを置くと良いでしょう。

  • 難易度を無理やり高くしない&初見殺しを入れない
作る側はそれで楽しいかもしれませんが、プレイする側としてはおもしろくないだけでなく、「ニコ厨乙」などと言われます。
最後までちゃんとプレイしてもらいたいのであれば、決して理不尽な構成にしないようにしましょう。
仕掛けなどを使うときも、くれぐれも理不尽な難しさにならないように注意してください。落とし穴の近くに隠しブロックを配置する(孔明の罠)なども同様です。
また、高難易度のエリアを作る場合、何らかの救済策を入れておいたほうがいいです。

  • 本家にないようなアイデアを考える
他のステージと同じスプライトばかり使っていると、単調で飽きやすい傾向にあります。
本家にないようなスプライトの組み合わせを自分で考えましょう。
(例)暗闇+強制スクロール

http://rvlution.net/forums/viewtopic.php?f=20&t=584 英語ですが、このサイトが一番アドバイスが分かりやすいでしょう。

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最終更新:2013年04月22日 09:23