概要
始原十二災群が一。霧腕の少女の形。人喰いの霧。喰いつくす者。暴食の化身。
種族は霧霊。意思を持ち人を喰らう霧。本能のままに獲物を求め彷徨い続ける。
引用
「お菓子とかお菓子紅とか!夏の夜でも貴方さまよりは聞き分けと愛嬌がありましてよ、して私の領地を穢した不届き!それでも邪魔をするつもりなら白霧のご飯!その喉を霧雨にぬらして水滴で埋め尽くしてフォギーな喉元をぶっちぎっちゃうぞ!」
詳細
霧の腕ミストアーム。
触れた生物を喰らう霧。
絶えず移動し続けてはすれ違った生命を刈り取る、白濁の災害。
街が霧に包まれる様が、大きな腕に抱かれる姿に似ることから、霧の腕と呼ばれる。
霧である故に、物理的な手段で滅することは出来ない。
炎は有効。
意志の代弁者として、ローブを纏った少女のようなアバターを産み出すことがあるが、
いずれにせよ霧の中でしかそれを見ることは適わぬため、視認者はほぼ死んでいる。
始原十二災群
値する災厄は煙害。
現象
霧を操作して戦闘を行う。
霧を密集させ視界を遮ることも出来れば、より圧縮集結させて固体にする事も出来る。
戦闘時は固体にした霧を盾や武器を招来するほか、腕状の霧で獲物を鷲掴み喰らう。
【霧の腕】の名の由来。
また、声を発する際は聞こえる方角が常に変動する。
霧そのものから声が響くのだが、その際に位置や方角が定まっていないようだ。
魂喰らい
喰らった生物の魂を霧の中で手慰みに弄び続けているという。
喰らった生物の素性を取り込むことで擬態を可能とするが、効果的に使用できている様子はない。
喰らわれた者の魂はミストアームの中に溶け合い、彷徨っている。
ときおり魂の嘆く声が響く。
アバター
深緑のローブと赤いスカーフを纏った金髪の少女。
常に浮遊しており、巨大な袖口からは霧状の巨大な手が飛び出している。
詳細は不明。魂のうちの一つ?
零落
クテルヴィア=ハインフォルグ・ディニシュタット卿によって紀元を焼かれ、『名付け』によって零落した。
その後なおも未だ活動を続けている危険な存在。エヴェンハイムを定期巡回し、通りすがったものを喰らい続けている。
交戦記録
リージェント・ストリート近郊の交戦。
焼夷弾を用いた迎撃に成功。
出張先
ポーンさんがやった果てのヘレンこと通称ポレン。
五期・六期に出演。出番はちょっとだけ。
ストーリー「プラミーの追憶Ⅰ -霧の倫敦-」のエネミーとして出現。
モチーフ
霧の怪物。映画「ミスト」及び原作「霧」、「うしおととら」のシュムナ、「ジョジョ3部」のエンヤ婆あたりが根底。
……大本の元はニンジャスレイヤーの診断メーカー企画で雑に用意したニンジャネーム。少し気に行ったので具体的にキャラ付けしていった。
参照先
最終更新:2024年09月11日 20:22