概要
始原十二災群が一。哲学するもの。考えるもの。答えのないもの。間違いのないもの。
種族は生体脳。十八面体の白色立体物は、その面は全てが瞳であり、森羅万象を余さず観察している。
始原十二災群
値する災厄は患害。
現象
哲学者エルナ、あるいは砂玖のエルナ。
瞳に射抜かれた者は精神を消耗し妄想に取りつかれ、やがて暴走と狂気に支配されていく。
エルナは、ただ存在するだけもの。なにもないもの。なにもないが故に、想像を掻き立てるもの。
人の想像を煽る者であり、疑心暗鬼への道であり、人災へと至らせ全てを滅する天災である。
邪視
十八面の瞳で射抜いた者の身を白銀の粉にする『砂玖』の術を得意とする。
『千里眼』と『透視』、『響視』を駆使する彼女の瞳から逃れる術はない。
彼女を定義するなら、それは外宇宙の観測者と言うのが正しいのかもしれない。
零落
魔術師ヴェルダン・ドルデニーノとの問答に打ち負かされ、『名付け』によって零落した。
その後は、
世界視のエル・ブ・カアニャとして活動している。
交戦記録
交戦地不明。魔術師ヴェルダン・ドルデニーノにより討伐されたと言われるが、その真相を知る者はヴェルダン当人の他にいない。
参照先
最終更新:2025年02月17日 22:47