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*大師ダム・ダーラ [[ラドウ・クランド]]の知己だった元墓守。一般には無名だが超強大な力を持つ[[練法師]]で、[[東方]]全域へ表裏共に比類なき勢力を構築した〈[[聖刻教会]]〉の高官達からは「大師」と呼ばれ畏れられる存在。 制限はあるが運命にすら干渉できる力を持ち、[[練法]]のみならず権謀術数を用い人心を意のままに操ることを得意とすることから「傀儡師」の異名も持つ。《[[八の聖刻]]》の「黒」の奴隷にして、主人公[[フェン]]の宿敵。 門派所属不明の黒い法衣を纏うものの、[[ハラハ・ラージャ・ヴァルマー]]に襲撃された際、雷撃を用いたり風の[[ゾマ]]の師匠である事から[[風門]]出身の術師だろうと思われる。 かつては墓守として、墓所たる〈[[ホーマの樹>大樹]]〉に封じられた〈[[ハイダル・アナンガ]]〉を監視する[[封印者]]の役目を負っており、ラドウとはその頃親友同士だった。しかし、ハイダルの力に魅入られてその封を破り姿を消す。 それ以降は黒の陣営に与する者として〈[[聖華八門]]〉を組織し、[[東方動乱]]を煽るなどしてハイダル復活を目論むものの、[[ハオ>ハオ・イーシュ]]達「白」の陣営の[[封印者]]に敗北。 だが用意していた依代を用いその後も教会を背後で操り、「聖都計画」にて[[聖刻]]世界を「黒」に染め上げるべく暗躍していたが、聖都での戦いで再び討たれ、この時完全に行動不能に陥ることとなる。 しかし、[[クリシュナ・ラプトゥ]]との戦いで戦死した[[ゼナム]]を復活させようとしたガシュガル・メヒムと[[バール・デンドル>ダロト]]が、その蘇生術の触媒にハイダルの[[仮面]]の欠片を用いた為にゼナムの肉体を依代(この出来事は彼やその主、ハイダルにとっても想定外だったらしい)に復活。再び暗躍を開始。 [[ヒゼキア]]に封印されていた「黒の四」こと[[ヴァルダ・カーン]]を復活させ、フェンやヴァシュマールを封印しようとすが失敗。 憑依していたゼナムの体は失うもののダム・ダーラ本体に刺さっていた人間用の聖剣[[エル・ミュート]]の力が一時的に弱まったところで自身の体から引き抜き、完全復活を果たす。 「主」であるハイダルには下僕として忠実に振る舞っているが、面従腹背で本心は墓守の頃からの「永遠の生」に倦み、自身の「完全な消滅」を望み機会があらば〈[[アハーン大陸]]〉全てを巻き添えにしてでも付け入る隙を伺っている。
*大師ダム・ダーラ [[ラドウ・クランド]]の知己だった元墓守。一般には無名だが超強大な力を持つ[[練法師]]で、[[東方]]全域へ表裏共に比類なき勢力を構築した〈[[聖刻教会]]〉の高官達からは「大師」と呼ばれ畏れられる存在。 制限はあるが運命にすら干渉できる力を持ち、[[練法]]のみならず権謀術数を用い人心を掌握し意のままに操ることを得意とすることから「傀儡師」の異名も持つ。《[[八の聖刻]]》の「黒」の奴隷にして、主人公[[フェン]]の宿敵。 門派所属不明の黒い法衣を纏うものの、[[ハラハ・ラージャ・ヴァルマー]]に襲撃された際、雷撃を用いたり風の[[ゾマ]]の師匠である事から[[風門]]出身の術師だろうと思われる。 かつては墓守として、墓所たる〈[[ホーマの樹>大樹]]〉に封じられた〈[[ハイダル・アナンガ]]〉を監視する[[封印者]]の役目を負っており、ラドウとはその頃親友同士だった。しかし、ハイダルの力に魅入られてその封を破り姿を消す。 それ以降は黒の陣営に与する者として〈[[聖華八門]]〉を組織し、[[東方動乱]]を煽るなどしてハイダル復活を目論むものの、[[ハオ>ハオ・イーシュ]]達「白」の陣営の[[封印者]]に敗北。 だが用意していた依代を用いその後も教会を背後で操り、「聖都計画」にて[[聖刻]]世界を「黒」に染め上げるべく暗躍していたが、聖都での戦いで再び討たれ、この時完全に行動不能に陥ることとなる。 しかし、[[クリシュナ・ラプトゥ]]との戦いで戦死した[[ゼナム]]を復活させようとしたガシュガル・メヒムと[[バール・デンドル>ダロト]]が、その蘇生術の触媒にハイダルの[[仮面]]の欠片を用いた為にゼナムの肉体を依代(この出来事は彼やその主、ハイダルにとっても想定外だったらしい)に復活。再び暗躍を開始。 [[ヒゼキア]]に封印されていた「黒の四」こと[[ヴァルダ・カーン]]を復活させ、フェンやヴァシュマールを封印しようとすが失敗。 憑依していたゼナムの体は失うもののダム・ダーラ本体に刺さっていた人間用の聖剣[[エル・ミュート]]の力が一時的に弱まったところで自身の体から引き抜き、完全復活を果たす。 「主」であるハイダルには下僕として忠実に振る舞っているが、面従腹背で本心は墓守の頃からの「永遠の生」に倦み、自身の「完全な消滅」を望み機会があらば〈[[アハーン大陸]]〉全てを巻き添えにしてでも付け入る隙を伺っている。

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