然郁(ゼン・イク)
梗醍果国の大王(おおきみ)ショク・ワンの従者で共に儀象然士の下で飃雷刀を学んだ兄弟弟子でもあり、
今や東方全域に影響を及ぼす一大宗教、聖刻教会の裏側で代々の法王や枢機卿たちを差し置いて頂点に君臨する
大僧正テンバスの主君。
今や東方全域に影響を及ぼす一大宗教、聖刻教会の裏側で代々の法王や枢機卿たちを差し置いて頂点に君臨する
大僧正テンバスの主君。
慇懃無礼で人を喰ったような態度(特にショク・ワンには露骨な程に)を取り、なかなか実力と本心を見せないが知能と体格に恵まれた上に才気と野心に満ち溢れ、わざと地味な拵えに見せかけた聖刻器並の名刀〈堯〉を所持する、等身大では師匠ゼンジが内心警戒するほどの武繰の手練れ。
そして操手としての腕は強力な狩猟機、剛信螺凰の潜在能力を引き出して単騎で羅王虫を撃退した。
そして操手としての腕は強力な狩猟機、剛信螺凰の潜在能力を引き出して単騎で羅王虫を撃退した。
「梗醍果の王の物語」における真の黒幕で、自らの意思で留まった千年以上前の時代から『敵』を屠るための〈剣〉として、黒い精霊を手中に収めるべく間接的に未来(現代)の教会法王ル・タンを忠臣テンバスを介して煽り暴走させ、奸智に長けた邪悪なナルガ神や闇(ゴーズ)の一者をも手玉に取ってモニイダス滅亡や、オーレイ・デ・スゥオールと教王を生み出す原因を作った。
尋常ならざる知勇を兼ね備え、「自分より遥かに強大な相手をどうやって追い落とすか、それだけを考えて人生を
送ってきた」と豪語する、アハーンに君臨する人外たちにまで注目される危険な男。
送ってきた」と豪語する、アハーンに君臨する人外たちにまで注目される危険な男。
出自の複雑さ(夫の事を一切語らない未亡人の母がショク・ワンの乳母となった縁で乳兄弟として宮廷に召し出され、
作中未登場だが種違いの兄も一人いる)と不遇なる幼少時代(自身は本来王家の血筋ながら、祖父や
父親のやらかした反乱計画や悪質な呪詛のとばっちりでオン・ワンに連座させられ、生きたまま
地獄を見た)から当初は自分が突然居なくなっても特に疑問に思わず、温々育ったショク・ワンを終生の
宿敵とみなし陰謀と策略をもって陥れようとする。
作中未登場だが種違いの兄も一人いる)と不遇なる幼少時代(自身は本来王家の血筋ながら、祖父や
父親のやらかした反乱計画や悪質な呪詛のとばっちりでオン・ワンに連座させられ、生きたまま
地獄を見た)から当初は自分が突然居なくなっても特に疑問に思わず、温々育ったショク・ワンを終生の
宿敵とみなし陰謀と策略をもって陥れようとする。
皮肉にも頑丈な肉体と明晰な頭脳は流刑地である辺境の鉱山の過酷な重労働の中で育まれ、採掘の効率化などを実現したり
領主にも忠節を尽し功績を挙げ、それが中央の目に止まり帰り咲く結果となった。
領主にも忠節を尽し功績を挙げ、それが中央の目に止まり帰り咲く結果となった。
だが古代のナルガ神降臨失敗の後、次第に人知れず聖刻世界に存在する超越者《黒い月》をその優れた知性と感性で察し、自らを滅ぼせる更に上位の者たちから逃げ回る「負け犬」の分際で己の頭上に君臨しているのが心底気に食わず、前述した下剋上の性質によりただの人の身でありながら《神々の王》を打倒する為に闘いを挑む。
ちなみに、ナルガの干渉によって生まれた並行世界では何も成し得ないまま早い段階で死んでしまったらしく、教王からの評価も低い。
長く大それた計画の過程で古代から現代に至るアハーン大陸東西の多くの人々の運命を狂わせたのみならず、
八の力であるア・ナンガァと、秘装八者や九尾獣・御仁、異世界の邪神にその使徒たる狂龍の王といった
超常の存在たちをもまとめて巻き込んで厄災を撒き散らしながら、大迷惑の尻拭いを全てショク・ワンに
押し付けた挙句、後々「今回以上の変事が待っている」とあまり有り難くない予言を嫌がらせに残して
自分ひとりだけが遥か高次の上位世界ヘ旅立って行った(〈神〉の一柱となった?)。
八の力であるア・ナンガァと、秘装八者や九尾獣・御仁、異世界の邪神にその使徒たる狂龍の王といった
超常の存在たちをもまとめて巻き込んで厄災を撒き散らしながら、大迷惑の尻拭いを全てショク・ワンに
押し付けた挙句、後々「今回以上の変事が待っている」とあまり有り難くない予言を嫌がらせに残して
自分ひとりだけが遥か高次の上位世界ヘ旅立って行った(〈神〉の一柱となった?)。
関連
- キョウ・ゼン 梗醍果南部の有力豪族。ショク・ワンが王太子時代に暗殺の為、裏でゼン・イクと手を結ぶ。
- バジャン・ハ・バーダド エンシャンの大王。