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*八の力(ラ・ワーズ) 世界に侵入せんとする異世界の[[神]]を迎撃し滅ぼすアハーンの免疫的存在、「神を討つ者たち」。 自らの意思で[[操兵]]という形をとった[[聖刻]]。すなわち、「真の操兵(ラ・リューダル)」である。 古[[吾伽式]]の長老[[ボルノッカ]]曰く「われらがすべての知識と技をつぎ込んで 作り出した[[仮面]]は、完成した瞬間、強大なる意思力によって自ら操兵という形を とっていたのだよ。……」。 「八の力」の前では、どんなに力のある[[古操兵]]でも、粗悪な模造品に過ぎない。まさに 「操兵の王」である。しかし、通常は「意思ある力」として存在し、どんな肉体ももたない。 神殺しのための強大な意思と力は、世界そのものを破壊しかねない非常に危険なものであるが、 もし異界の神の侵食が成功してしまえば全ては混沌に沈み(すなわち宇宙規模で世界の原理・ 法則が変容してしまう)取り返しがつかない事となる。 しかしながらあくまでアハーンの法則に所属している「八の力」がもたらす大破壊であれば、 どんなに荒廃しようとも世界は再生へと向かう。 その為か「八の力」は自分達がもたらす破壊に関しては気にとめている様子もない (「黒」の陣営は特にその傾向が強いらしい)。 「八の力」といわれるとおり八つ存在し、白と黒の二つの陣営に分かれている。これが 「白と黒の聖刻」とも呼ばれる所以である。 「剣の聖刻」の時代と世界において「八の力」とよばれるこの存在は、時空を貫き、 いつの時代にもどこの世界でも存在し、それぞれの時代と世界で別の名と別の役割を 持つという。 「[[聖刻1092]]」などに登場する「[[八の聖刻]]」とは「パラレルワールドに存在する同一存在」 という関係になる(「八の力」=「八の聖刻」ではなく、「八の力」≒「八の聖刻」となる)。 登場したのは〈[[黒い精霊]]〉のみ。
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