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*マルガル・チト・キデン

[[ダカイト・ラズマ帝国]]の[[キデン家]]の当主でもあり、[[黒竜神]][[デグマト・ドラゴナス]]の司教でもある。
「黒衣の魔女」「黒竜の巫女」等と呼ばれることもある。

彼女は[[ラズマ氏族]]の祖である[[古の種族]]の生き残りであり、はるか昔に起きた([[神]]の策謀による)古代人達と新たに台頭してきた[[アハル民族]]達との争いの生き残りである。
ラズマの祖達が争いに敗れた際、当時少女であったマルガルは一人の[[戦士]]<デール>に拾われ、彼により様々な知識と技術を伝授される。
戦士<デール>の死後に神より神託を授かり、長き時を動かず、あるいは眠り、過ごし生きていく。

長き歳月の果てに北の辺境の地でアハルとの混血により活力を取り戻し(寿命や知性は相当衰えだが)ラズマ氏族と名乗ることになった古代の末裔と合流し、彼らを教え導き後に[[西方]]史上最大の版図を獲得した〈黒の帝国〉建国に貢献する。


注1:戦士<デール>に拾われてから戦士<デール>が死ぬ(老いによる病死)までの期間、マルガルの外見的成長はほとんど無く、古代のラズマの祖はかなりの長命だと思われる。

注2:マルガルは神の庇護の下、長期の眠りについていた時期があったため、本来の寿命よりも長生きなのかもしれない。

注3:この項の神とはデグマト・ドラゴナスの事を指す

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