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*グリム氏族
[[西方]][[南部]]の山沿いに住んでいる原住民で、黄色系の肌と髪と瞳は黒色。
身長は平均38リット(152cm)程度と小柄であり、体格は違うが[[東方]]南部の民族[[漢辰人]]との近縁種では
ないかという説も。

例として、[[アレイ・モア]]王家はこの人種が多い。
また、〈[[ケブレス山岳民]]〉と血縁関係にあるといわれている。
〈[[ニーイン教]]〉、〈[[ゴーラン結社]]〉はグリム人が主体の集団。

古代において彼らこそが自然発生した「[[西方人]]」であり、〈[[秘装八者]]〉[[アレイ・モーア]]が言う〈グリ・ム(地を埋めつくす者)〉の
名のとおり西方全域で暮らしていたが、「[[半神]]」とまで言われる[[古操兵]]〈[[巨人]]〉と〈[[軍神]]〉の桁違いの加害力に
巻き込まれて[[北部]]域では全滅してしまった。

[[ラムクト]]山脈という天然の城壁に守られた南部の生き残りたちも、旧主人である〈[[古の種族]]〉の
知識と技術の一部を抱えて逃げ込んできた生命力迸る〈古代[[アハル民族]]〉の勢いに圧され、山中に
押しやられた挙げ句に[[西方暦]]830年代では[[中原]]から移住してきた新参者の〈[[フェルム民族]]〉よりも
人口が少ない状況。
但し、純血のグリム氏族は廃れつつあるものの、逆にこの民族の血を引く人間は増加しつつあるようだ。

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