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サイオン・トォール・アウスマルシア」を以下のとおり復元します。
*サイオン・トォール・アウスマルシア
[[マ・トゥーク]]の国主。後に[[神聖ロタール帝国]]宰相に就任。執政官となる。
[[龍の器]]の一人。

かつては[[タイロン>タイロン・ドレーバ・ラングリッド]]、[[黒薔薇夫人>リュディア・パウルス]]、[[ソーキルド>ソーキルド・デ・ラ・モンデート]]らと共に帝国を改革すべく活動していた。
しかし、心の奥底には誰にも悟らせない野心を抱えており、〈[[聖刻の園]]〉を従え虎視眈々と玉座を狙っていた。
なお[[ヘルガ>アスタロッテ]]には「主」として淡々と接し、[[ガイザス>ガイザス・ナカーダ・ドライアーン]]と違って指一本触れなかった。

[[バルーザ]]戦役の功績で征夷大将軍に上り詰めた[[デュマシオン>デュマシオン・イスカ・コーバック]]を、その傷心につけ込み権謀術数で失脚させ権力を掌握。帝国を事実上乗っ取った。

その後、地位剥奪や資産没収など強引な手法で帝国改革を推し進め立て直しを図る。
しかし、その強硬さが反感を招いて特に財産の損失に敏感な富裕商人たちを敵に回してしまったため、再起したデュマシオンに逆に帝都まで侵攻され、宮殿にてソーキルドと共に焼死した。

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