「秘装八者」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

秘装八者 - (2022/01/04 (火) 17:28:45) のソース

*秘装八者(ひそうはっしゃ)

自らを〈ヴェル・アアト(永遠の者)〉と名乗る宇宙の存立に関わる原理・法則の守護者たちであり、
この世を管理、存続させていく為の存在。[[アハーン大陸]][[東方]]のコウシュ山脈高峰が本拠地で、
その八つの峰に玉座を構えてそこに鎮座している。

〈秘装八者〉とは[[聖刻]]世界に属する「力ある意思」、すなわちアハーンで崇められる[[神]]々
([[デグマト・ドラゴナス]]を除く)が果てしない争いの末に定めた世界の秘密を言葉に翻訳し、さらに慎重を
期して八つに分割された奥義そのもののことである。それぞれを一者ずつが守護することで世界の均衡が
保たれている。
彼らの姿は一見して[[操兵]]のようだが、実際には自然に生まれ出る存在であり、仮に一者が失われたとしても、
即座にそれに代わる存在が生み出されるという。
古代の神話に残っている[[半神]]と呼ばれる〈[[秘操兵]]〉そのもので、存在自体が聖刻世界の
原理や法則ともいえる。

その世界の秘密・奥義はかつて紀元前の[[西方]]で繁栄を誇った〈[[ア・カシク>古の種族]](仕える者)〉と呼ぶ古代人に
不完全ながら〈[[秘装練法]]〉として与えられ、更に[[西方暦]]以前の古代[[モニイダス]]では〈秘装八者〉そのものに理解が及ばず単なる東方の
山奥に隠遁する伝説的な術師たちとして扱い研究し、かつての主人である〈古の種族〉の記録を調べあげて
復元した(つもりの)術法を〈[[秘装門]]〉と名付けた。
当然ながらそれらも劣化した模倣に過ぎず、結局のところ完全な〈[[秘装]]の術〉を使いこなせるのは
彼ら八者のみである。

そんな絶大な力を持ってはいるが、「世界の存続と均衡」を第一義としており、滅多な事で自分達の力を
振おうとはしない(たとえ異界神の侵略や〈[[八の力]]〉の暴走を止めるためであっても実力行使して
アハーンが滅んでは本末転倒と考えている為)。実際にかつての同胞[[ギギィ・ガーグ]]の暴走を阻止する為
戦った時には、東方全土を揺るがす被害が出たという。

[[ナルガ神]]によってつけられた[[ゼン・イク]]の「[[刻印]]」が移動した事による、[[アレイ・モーア]]の造反・消滅により闇([[ゴーズ]])の一者が欠けた
状態([[とある原因>アール・ゴウン]]により再生が阻害されている)となっており、
残った七者でその穴を埋める形となっているが、そこにかかる負担は尋常なものではないらしい。
**関連
[[オーレイ・デ・スゥオール]]
記事メニュー
目安箱バナー