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ジーロットについて

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ジーロットについて

シェオゴラスのジーロット


自称「シェオゴラスの狂信者」たちは、我らの君主が単なる驚くべき不思議な力の持ち主ではなく、生ける神だと信じている。そしてその意志によって大地は保たれ、そこにあるすべてが彼の気まぐれによって支えられていると信じているのだ。我らの内奥の風を読む者、アルデン=スルは、シェオゴラス閣下が定命の形で現れたものであり、世界を清めるために再び現れるだろうと彼らは信じている。その主張は明らかに馬鹿げているため、すべての狂信者たちはかなり狂っているものと思われる。

狂信者たちに道理を説くことはできない。彼らを容易に扱ってはいけない。彼らは目につけばほとんど誰でも異端者あるいは異教者と見て、攻撃してくる。彼らは大虐殺を大いに楽しみ、相手が死ぬまで戦う。

読者は疑問に思うかもしれない。どうやって人は狂信者に加わるのかと。研究を重ねた結果、狂信者たちが居住地域へと忍び込み、ローブを置いていくことを私は突き止めた。狂信に心が傾いている者は誰でも、そのローブを身にまとうことにより、安全に狂信者たちに近づくことができる。たとえローブを身につけていても、狂信者の首領はその嘆願者の本当の心を見透かすことができると言われている。そして、偽りの嘆願者は殺されてしまうのだ。

さらになお、狂信者たちにはシェオゴラスへの忠誠を証明するための痛々しい儀式がある。そして最も熱心な嘆願者のみが、彼らと同じ身分になることを許されるのだ。その試練を通過できない者には、死が待ち受けている。

嘆願者がいったん狂信者として認められると、儀式や魔法の秘密を教え込まれる。最も良く知られているのは、彼らの命令に従う肉体の精霊の召喚だ。連中は強力な生物であり、恐るべき敵となる。



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