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くろうみそ

登録日:2025/11/17 Mon 17:54:09
更新日:2026/06/21 Sun 18:25:43
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「くろうみそ」とは、漫画「ドラえもん」に登場するひみつ道具
小学六年生1975年4月号初出、単行本第8巻収録の同名エピソードにて初登場した。

【外見と効果】

見た目は小さなかめに入った普通の味噌。掬い取る為のしゃもじとセットになっている。
この味噌を食べた人は、何をするにも成し遂げるまでに苦労を味わうことになる。
その苦労の大きさは食べた味噌の量に比例する(効果の持続時間が変化するかは作中では不明)。

作中ではのび太が味噌をほんのひと舐めしていたが、その後の行動を例に取ると……

おやつを食べようと思い立つ
     ↓
食べる前に手を洗うようにママに言われる
     ↓
そうしようとするが、石鹸が無い
     ↓ 
石鹸を買いに行くようにママから頼まれる。
     ↓
引き受けて出発しようとすると、ついでに知人宅に預けたゴルフバッグを回収して来るようにパパから頼まれる
     ↓
それも引き受けて買い物に行くが、近所の店が一斉休業日(連載当時はまだコンビニが普及していなかったのだ)
     ↓
歩き回った末に、町はずれで営業中の店を発見
     ↓
石鹸購入後、店から約1km先にあるパパの知人宅へ
     ↓
想像より遥かに重いゴルフバッグを背負い、向かい風に吹かれながら帰宅。その直後に玄関で倒れる。

……といった具合である。

【初登場回あらすじ】

自室で机に向かってはいるものの、だらだらと時間を潰していたのび太は、それを見かねたパパから「苦しい事から逃げるのではなく立ち向かっていけ(要約)」と、16コマ*1にわたる説教をされる。
その説教に心を打たれたのび太は困難に立ち向かうことを決意し「困難を呼び寄せる道具」を貸してくれるようにドラえもんに頼む。それに応えてドラえもんが出したのがこの道具であった。
さっそく味噌を舐めてみたのび太は、とりあえずおやつを食べることに。
その後、上記のとおり紆余曲折を経ておやつにありつくことができたが「たかがおやつを食べるためにこんなに苦労するなんて割が合わない」と感じたので、それをそのまま口にするのび太。
すると、その言葉に呆れたパパは味噌を沢山食べてしまう。
とんでもない苦労をすることになると心配するドラえもんとのび太を他所に「苦労は金を出してでも買うべき」と持論を語りつつ煙草に火を点けようとするパパ。しかし、早速味噌の効果でライターの石がなくなっているため着火できず、その後もどうしてもマッチも手に入らない。台所のガス台は、わさドラ版で対策済。
それでも煙草を吸うことを諦められないパパは「男が、一度思い立ったことを諦められるか!」と凄んだ末に、木をこすって火を起こそうとするのだった。

【類似・派生のひみつ道具】

アドベン茶
ティーポットに入ったお茶。これを飲むと、1口につき5分間、ハラハラドキドキの大冒険をすることになる。
安全は保証されており、効果が続いている間は使用者が怪我をしない仕様にはなっているが「高い木の上に着地したところで効果が切れた結果、降りられなくなる」など、効果が切れた後で危険になる場合もある。
ちなみにこれが登場したエピソードも、パパが大量摂取して酷い目に遭うオチである。

百苦タイマー
スイッチを入れた人に、100分間に100回の苦しみを与えるタイマー。回数が増す度に苦しみが大きくなるため、人によっては10回目あたりで絶命してしまうらしい。

くろうみそアメ
大山版アニメオリジナルひみつ道具。1992年11月13日放送のオリジナル回「くろうみそアメ」に登場する。ビンに入った黒い飴玉。ラベルには困り顔の顔文字が描かれている。効果や味はくろうみそと同じ。

【余談】

名前の元ネタは「苦労」+「黒味噌」と思われる。

漫画「ドラえもん」はメタ発言が多いことでも有名だが、上記の初登場回でものび太があるメタ発言をしている。それに対してパパも『2ページほどやる!!』とメタ発言で言い返し、言葉どおりの事を行った結果「パパだけが描かれているコマ」が15コマ連続することとなった。
そして、そのメタ発言はこの項目の「所要時間」と「追記・修正のお願い」でもしっかりとネタにされている。



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最終更新:2026年06月21日 18:25

*1 説教をするとパパが宣言した次のコマから数えた結果。2ページほど。