現代の呪術事件

大昔でなくて現代でも呪術事件はあります。有名なものを

●公害企業主 呪殺祈祷僧団


昭和45年=水俣病や四日市喘息に代表される公害病が問題に成りました。
重篤な患者が後を絶たない中、原因と成る煤煙を排出している会社の社長は、
「自社の煤煙が原因ではない。」「従って被害者への謝罪もしないし保証もしない。」と
完全に開き直っていました。
その他、工場廃水が原因と成った会社の社長や幹部も、異口同音に責任を認めませんでした。

被害者の悲痛な訴えに全く耳を傾けない企業主がゴルフに興じる写真などが公開されて、
多くの国民のが公害企業を非難し、非買運動まで起こると言う社会現象が起こりました。

そんな中立ち上がったのが、「公害企業主 呪殺祈祷僧団。」と名乗る密教僧の団体でした。
※総勢10人程度の密教僧(有志)が集まり、僧団を結成したものです。
黒地に白で、「呪殺」と染めたノボリを持ち、公害企業の門前で、「降伏法」を執り行いました。
「本日ここに壇上を結界し、大聖不動明王を勧請して悪鬼全国公害主に鉄槌を下す。」
「仰ぎ願わくば、この法をもって公害企業主、地獄冥府に落ちん事を。」 と言う願文をしたため、
数時間にも及ぶ儀式を、公害企業の玄関先で執り行ったそうです。

そして一ヶ所の公害企業での祈祷が終われば、次の公害企業へと行脚し、合計3ヶ月もの
長期に亘って、各公害企業を呪詛して回りました。
その結果、約1年後には数社の幹部が病気や事故、自殺などで死に至り、中には社長や
株主が死亡した企業も有り、発狂した者も出る事と成りました。
科学的に祈祷呪術と関係者の死を結びつける根拠は有りませんので、因果関係は
定かでは有りませんが、密教祈祷呪術の恐ろしさを世に知らしめる結果と成りました。

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最終更新:2008年06月29日 03:02
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