ミカエル

名は『神に似た者』という意味をもち『神と同等の者』と解釈される事もある。
美しく長い金髪の美青年で甲冑を纏い、孔雀の尾羽に似た文様の翼を有した、勇敢な姿で描かれることが多い。
ユダヤ教、イスラム教においても、もっとも偉大とされる天使である。
多くの文献で、彼の事を『四大天使』『七人の大天使』、そして12人いるとされる『神の御前の天使』の一人として挙げられ、なおかつそれらの筆頭格として存在している。


ミカエルの階級

彼の階級は最高位の熾天使である。
しかし、一般にミカエルは『大天使ミカエル』と呼ばれる。
これはミカエルが熾天使でありながら、力天使・大天使の長を兼任しているからとされている。
天上の七階層のうち『第四天の支配者』であり、また同時に『イスラエルの守護者』でもある。


サタンとの戦い

ミカエルほどの有名な天使となると実に様々な役目があるが、多くの文献で共通して述べられているのは、サタンと戦うことである。
宗教画で定番となっているのが、鎧を纏って右手に剣、左手に魂の公平さを測る秤(はかり)を携え竜に化身したサタンを踏みつける図だ。
サタンと神の代行者として戦い、罰する事こそミカエルのもっとも主要な任務である。


参考サイト

wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%AB

参考文献

PHP社 「天使」と「悪魔」がよくわかる本 吉永進一

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最終更新:2010年04月23日 23:50