概要

 直訳すると、「十の言葉」である。

土地、家畜、奴隷を持ち、既婚で、経済的に充実し、裁判に出られる自由な男性農民へ向けた戒律である。

 書いてあるのは『旧約聖書』『出エジプト記』20章 一応3節から17節まで。

 解釈として
3(「ほかの神を拝むな」)
4~6(「像を作るな」)、
7(「神の名を唱えるな」)、
8~11(「安息日を守れ」)、
12(「父母を敬え」),
13(「殺すな」),
14(「姦淫するな」),
15(「盗むな」),
16(「隣人に偽証するな」)、
17(「隣人の家をむさぼるな。隣人の妻、しもべ、はしため うし、ろば、他隣人の者をむさぼるな」) 
というパターンと、
3~6を第1、以下
7,
8,
12,
13,
14,
15,
16,
17のA(隣人の家を欲しがるな)
B(隣人の妻、しもべ、はしため うし、ろば、他隣人の者をむさぼるな) とするものがある。

参考文献

岩波聖書翻訳委員会(木幡藤子)訳 旧約聖書 『出エジプト記・レビ記』 90頁

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最終更新:2025年05月10日 10:09