ベス・チェマ・マット(Bès Chema' Mat)


マレーシアのジャフー族に伝わる精霊。水木しげるの著書では「とがり目」の名で紹介されている。ベス・チェマ・マットというのはジャフー語での呼び名であり、マレー語ではハントゥ・マタ・タジャム(Hantu Mata Tajam)、英語ではシャープアイドスピリット(Sharp-Eyed Spirit)と呼ぶ。

この精霊は鋭い目つきをしており、関節の痛みの治療に使われるカユ・サノンという低木に棲んでいる。この精霊の許しを得ずに低木に近づいた者は樹上に引っ張り上げられ全身の毛を抜かれた後に地面に叩きつけられる。すると涙が止まらなくなってしまうといい、この症状が治まるには二〜三ヶ月もかかるという。

参考文献

 水木しげる『世界の妖怪大図鑑』248頁
 水木しげる『世界妖怪大全 世界はゲゲゲ』128頁
 荒俣宏『水木しげる 日本の妖怪・世界の妖怪』69頁

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最終更新:2023年01月21日 15:54