ハニトゥ(Hanitu)
台湾の先住民ブヌン族に伝わる人の体内に宿っている霊のこと。
カニトゥとも。ハニトやカニト、ハネトやカネトと表記される場合もある。漢字表記は哈尼圖。水木しげる『世界の妖怪百物語』ではカニトではなくカントと誤植されている。
ハニトゥ(カニトゥ)を食べる
サプルカニトゥという妖怪も伝わっている。ハニトゥはマレーシアやインドネシアの
ハントゥ、フィリピンの
アニト、ポリネシアの
アイトゥ、沖縄の
パーントゥと関係があるかもしれない。
参考文献
水木しげる『世界の妖怪百物語』7頁
最終更新:2024年08月01日 23:46