アポピス(Apophis、c3pp)
その名は巨大なものを意味する。
巨大な蛇の姿で現されるアポピスは、光と対立する闇のシンボルである。
アポピスはあらゆる悪の力と結び付けられ、日食と月食も彼の仕業とされる。
彼は悪の化身でありながらも原初の闇の中で
オシリスを守り再生させる。
また冥界の罪人に罰を与える役目も持っている。
世界のバランスを保つための必要悪的存在。
参考文献
ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説
エジプトの神々事典』36頁
最終更新:2021年05月29日 16:24