グリフィン(Griffin)
グリフォン(Griffon)とも言われ、
ギリシャのはるか北に住むといわれる怪鳥の一種。
鷲の頭と前足と翼、ライオンの胴体と後脚を併せ持った姿をしている。
紀元前5世紀の
ヘロドトスは、このモンスターは北のスキュティアの果てのリーパイオス山(コーカサス山 多分)中の金鉱の番人であり金を奪いに来る巨人族
アリマスポイ人?と戦いを繰り広げていると言い伝えられていると記録を残している。
ライオンと鷲という立派な体ゆえか、
ゼウスや
アポロンといった神のチャリオット(昔使われていた二輪戦車)や
アレクサンドロス大王の馬車を引いていたという伝説を持つ。
中世の伝説によると、聖地エルサレムのグリフォンの爪は病を治す魔力があるという。
参考文献
ヘロドトス『歴史』
最終更新:2021年05月23日 16:21