二頭蜥蜴(Nitōtokage)
昭和期の怪奇系児童書で紹介されたオーストラリアの妖怪。
英語ならトゥーヘッディドリザード(Two-Headed Lizard)となる。
オーストラリアに現れるこの妖怪は同地に棲むマツカサトカゲのような姿だが体の前後両方に頭部が生えている。胴体を半分に両断されても切断面から新しい頭部が即座に生えてくる程の驚異的な再生能力を有しており、赤色の催眠霧を口から吐いて動物や人々を眠らせた後にゆっくり捕食するという。
参考文献
佐藤有文『世界妖怪図鑑 復刻版』63頁
最終更新:2023年02月25日 02:17