開蛸(Bobotako)
ボボタコと読む。
様々な妖怪を性器っぽく描いた江戸時代の春画『開談百気夜行(かいだんひゃっきやぎょう)』に登場する妖怪。
富山県にある滑川の近海に現れては船を海へ引き摺り込むとされた大蛸が性器っぽい見た目で描いたもの。
開(ぼぼ)は女陰のことなので、開蛸という名前は女性器の蛸という意味である。蛸の姿だが、目の部分は女陰、墨を吐くための漏斗の部分は男根のような形状となっている。
参考文献
鈴木堅弘『とんでも春画 妖怪・幽霊・けものたち』23, 118頁
最終更新:2023年03月08日 12:01