ストーンカ(Stonka)


昭和期の怪奇系児童書で紹介された妖怪。
怪牛ストーンカは鋭い二本角を生やした不死身の魔牛である。かつてのユーゴスラビアの国中でストーンカが大暴れして牧場の動物を片っ端から殺害していたが、ストーンカは人間の存在を感知すると決して近寄らず罠も魔力で見破ることができたので誰にも退治できなかった。そこで警戒されないように馬の皮を着ることで馬に成りすました勇者が黄金の剣で刺すとついにストーンカは絶命したという。不死身の魔牛であるはずのストーンカの命を奪った黄金の剣には不死身の魔力を打ち消すような力があったのだろうか?

参考文献

 佐藤有文『世界妖怪図鑑 復刻版』149頁
 妖怪王グループ『懐しの妖怪図鑑』76頁

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最終更新:2023年03月25日 08:40