ベス・チェマ(Bès Chema')
マレーシアのジャフー族に伝わる精霊。とがったナイフの精。マレー語ではハントゥ・ピサウ・タジャム(Hantu Pisau Tajam)と呼ぶ。
尖ったナイフのような長い下顎を持った精霊で、ジャングルの湿地に棲み、湿地に近づいてきた人間を捕まえて食べる。人間を顎でバラバラに切断するが、不思議なことに皮膚に傷を付けずに切るという。また、人間に呼吸困難を引き起こさせ、死に至らしめることもある。
参考文献
ローランド・ワーナー『Jah-het of Malaysia, art and culture』566頁
水木しげる『水木しげるの続・世界妖怪事典』20頁
最終更新:2025年05月02日 02:50