ドッペルゲンガー(Doppelgänger)

別名:ドッペンゲンガー

自分の知らない自分、分身。
本来は自分ソックリの分身のことだが、どうやら自分と同じ姿をしているとは限らないようだ。
一般的に自分の分身を見ると近いうちに死んでしまう、他人とコミュニケーションをとらないなどといわれるが、自分の分身を見ても長生きすることもある。
ドッペルゲンガーは元々ドイツ語で「二重の歩く者」の意味だが、古くから世界各地に似たような話があり、歴史上の有名人ゲーテや芥川龍之介なども見ている。
自分の子供に遺伝した等という話もあり、興味は尽きない。

簡単に分けると2パターンあり、「自分の前に現れるもの」と「他人の前に現れるもの」とに分けられる。

前者の方は、若かったり、逆に老けていたり自分自身の姿と似ているとは限らず、体の一部分しか見えないことも多いにも関わらず、直感的に自分だと感じるらしい。
これは自己像幻視という精神病の一種で、嘘か真か脳に腫瘍ができて脳を圧迫しているせいだ、などといわれる。
これに遭遇してしまった場合は、早めに医者にかかる事をお奨めする。

後者は基本的に自分の服などまでもソックリで、神出鬼没だといわれる。
知り合いが本人だと思って話し掛けても無視された、行きたいと思っていた遠く離れた場所に現れた、等という話もあり前者の精神病では説明がつかない。
原因は生き霊説、宇宙人説、時間交差説、狢説、パラレルワールド説、ソックリさん説、勘違い等等、オカルトらしく賑わっている。

近いものに、他の土地の人々と交流を持っているもう1人の自分、ヴァルデガーがある。

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最終更新:2005年11月04日 08:44