やまけらし様(Yamakerashi-sama)


インターネット上で都市伝説として語られたもの。
やまけらし様は12人の山神の子とされる。山神の子は12人とする伝承は各地に伝わっており、1つの月に1人ずつ子を産んだとされ、12がつく日は山神を祀る日のため山仕事を控えるという地域もある。とある少年が出会ったやまけらし様は6〜7歳くらいの少女であり、髪型はセミロング、白っぽいシャツ、フード付きの上着、デニムスカートという出で立ちであった。
その性質は無邪気で純粋。神としての力が無いわけではないが、基本的に人間に対して何かしてくることはなく、山で遊び回っているだけの存在だという。だが、化け物に狙われた少年をやまけらし様が見兼ねて助けてくれたという話もある。
やまけらし様に助けてもらった時は、やまけらし様が履くための12足の草鞋を供えるという風習があった。

参考文献

 朝里樹『続・日本現代怪異事典』384頁
 朝里樹『大迫力! 異界の都市伝説大百科』133, 134頁

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最終更新:2024年06月15日 13:01