もくもくさん(Mokumoku-san)


インターネット上で都市伝説として語られたもの。
もくもくさんと呼ばれるこの妖怪あるいは怪奇現象は、トンネルの突貫工事が行われている場所に発生することがある。目には見えないが触れることはでき、その感触は反発力の高いマットレスのようだという。
これが現れるとドリルの刃が鈍くなったり、ダイナマイトの爆発が弱まったりする。そして、その状態で無理やり作業を進めると必ず死亡事故になってしまう。なので、これが現れた時はいったん作業を中止するようになった。工事関係者の間では、これは事故を発生させる存在ではなく、事故の発生を警告してくれる存在だというのが定説となっている。

参考文献

 朝里樹『続・日本現代怪異事典』376頁
 朝里樹『大迫力! 異界の都市伝説大百科』193頁

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最終更新:2024年06月17日 01:19