ピカトリクス(Picatrix)
ヴァールブルクが初期に出版した書物のひとつ。
アラビア語で占星術について書かれている。
原題はガーヤト・アル・ハキーム・フィール・シフル(Ghâyat al-Hakîm fíl-sihr)『魔術における賢者の目的』で、これをラテン語したものがピカトリクスである。翻訳は1256年にカスティリア王アルフォンソ賢王のもとで行われた(ヴァールブルク版はアラビア語)。
作者はアンダルシアの数学者アル・マジリーティ(1004-07ごろ没)だとされているが、実際はわかっていない。
最終更新:2021年05月23日 11:12