ソル(Sól)

ソールとも。太陽を引く馬の御者である。アールヴァグ(暁)とアルスヴィズ(灼熱)という2頭の馬に馬車を引かせている。
彼女と兄のマーニ(月)が金髪で美しかったため、父親のムンディルフェーリは彼らを「太陽」と「月」と呼んだ。神々はそのことに腹を立て、彼ら二人に天上の太陽と月の運行をさせることにした。

太陽がおびえているように早く急ぐのは狼の姿をした巨人{太陽を追うものはスコル(飲み込むもの)}に追いかけられているからである。狼たちが太陽と月を飲み込んだとき、この世の終わりが来る。

ラグナレクで太陽と月は狼たち(スコルとハティではなくフェンリルであるとも言われる。)に飲み込まれることになっているが、その前に太陽は娘を生み、それが新しい太陽になるという。これがソルのことなのか太陽そのもののことなのかは不明。

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最終更新:2005年07月24日 11:10