オベリスク(Obelisk)
古代エジプトで製作された石柱の名称。方尖塔や方尖柱とも。
太陽の神を象徴しており、その名前はギリシア語で「焼き串」を意味する。
一見するとただの四角柱であるが、実は上に行くにしたがって細くなっており、先端は
ピラミッド型である。
巨大な一個の石から作られており、大きいものでは数百tになるという。ほとんどは花崗岩製である。
各面に象形文字で王の名や神を讃える碑文や図像が刻まれおり、
主に寺院・宮殿の入り口の両脇に建てられた。
なお、現在では上記の形をした記念碑全般を「オベリスク」と呼称する事もある。
最終更新:2005年08月07日 07:12