マナナンガル(Manananggal)
昼間は普通の姿をしている女性が、夜になると上半身と下半身を切り離し、背中から蝙蝠の羽根を生やして、空を飛び回る。
妊婦を見つけると長い舌を延ばして妊婦の胎内に挿し入れ、胎児をすすり食う。
夜明けになるとまた合体して日中は普通の人と同じように生活する。
分離中に取り残された下半身に塩を振り掛けると元に戻れなくなりやがて日光に当たり死んでしまう。
参考文献
テリーザ・ベイン『Encyclopedia of Vampire Mythology』25頁
荒俣宏『アラマタヒロシの妖怪にされちゃったモノ事典』115頁
朝里樹『1日1話、つい読みたくなる世界のミステリーと怪異366』149頁
トニー・アラン/上原ゆうこ『ヴィジュアル版 世界幻想動物百科』161頁
並木伸一郎『決定版 未確認動物
UMA生態図鑑』235頁
朝里樹/えいとえふ『世界怪異伝説事典』49頁
朝里樹『世界現代怪異事典』39頁
ながたみかこ/なかさこかずひこ!『世界の
モンスター&怪人・怪事件事典』150頁
野宮麻未『世界の本当に怖い妖怪・モンスター 上巻』73頁
最終更新:2023年09月16日 00:59