ヘプリ(ケプリ)(Khepri、hpri)
語源的には『スカラベ(フンコロガシ)』を意味し動詞では『存在にいたる』という意味を持つ。スカラベ、または頭がスカラベの形をしている男性として描かれる。古代エジプト人は、スカラベそのものを神聖視しており、スカラベは自然発生によって生まれ、転がしている玉から奇跡的に生まれると考えていた、またその玉を太陽と対比し、それによりヘプリは
ラー、
アトゥムと同一視された。
参考文献
ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説
エジプトの神々事典』104頁
最終更新:2021年05月29日 16:14