ギルガメシュ(Gilgamesh)


シュメール神話、『ギルガメシュ叙事詩』に登場する英雄。
ギルガメシュ叙事詩』は最古の文学とも言われる。

物語

体の三分の二が神で三分の一が人間という半神であり、ウルク(メソポタミアの都市国家)の王となるが、非常に粗暴であった。

そのため、女神アルル?は泥から作り出したエンキドゥを送り込み戦わせるが、ギルガメッシュとエンキドゥの力は拮抗しており、決着はつかなかった。

彼らは互いの力を認め合い、親友となり、これ以降ギルガメッシュは暴力を振るわない良き王として国の発展に尽くした。

その後、女神イシュタルの嫉妬によりエンキドゥは命を奪われてしまう。この事件からギルガメッシュは永遠の命を求め、旅に出るが、徒労に終わりウルクに帰った。

備考

日本語訳としては矢島文夫のギルガメシュ叙事詩(ちくま学芸文庫)が手に入りやすい。
こちらのサイトも参考になる。
ギルガメシュ叙事詩
http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/gil.htm

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最終更新:2005年08月18日 18:36