果心居士(かしんこじ)
戦国時代に現れた正体不明の幻術士。生没年不詳。
筑後の出身と言われ、大和興福寺の僧であったが、バラモンの妖術を学んだため破門される。
主な能力は笹の葉を生きた魚に変える、歯を今にも抜け落ちそうにする、死者の幻影を見せる等がある。
大和の大名松永久秀にまつわる話が多く、彼に死んだ妻の幻影を見せて恐怖させた、彼の死を予言した等の話がある。
この他にも明智光秀、織田信長、豊臣秀吉に幻術を見せたと言われる。
豊臣秀吉に、彼が昔乱暴した女性の霊を見せて恐怖させ、怒りを買ってしまい磔にされるが、鼠に姿を変えて縄から
逃げだし、その後鳶に連れ去られて行方知れずになった。
最終更新:2005年08月18日 18:12