タラスクス
タラスクとも。
ヤコブス・ア・ウォラギネ著『legenda aurea(黄金伝説)』で紹介され、フランス、ローヌ川付近の森に生息。それ以前はシリアに居た。
灼熱の糞をまき散らす邪悪な竜。硬い甲羅を持ち、六本の足がある鰐のような姿を持つ。
レヴィアタンと驢馬(もしくは
ボナコン、驢馬のような獣オナクス)との間にできたとされる。
性質はどう猛で、人を食べ、特に子供を好む。聖女マルタがキリスト教布教のためネルルク村を訪れた際に、タラスクスと遭遇する。
聖水を振りかけると大人しくなり、ついに捕まえるが、村人の投石で死んだ。
最終更新:2005年08月27日 17:28