アザトース

「外なる神」の一柱で、クトゥルー神話における主神とも言える存在。「アザトホース」とも。詳しい姿形は不明。

「盲目にして白痴たるもの」「深淵の魔王」などと呼ばれ、地球から遠く離れた、混沌が渦巻く場所で、従者たちのフルートの音色を聞きながら、冒涜的な言葉をわめいたりして過ごしている。
アザトースの意向はナイアルラトホテップによってただちに実行されるが、なんせ盲目で白痴なので、ロクな意向がないのは容易に想像はつくだろう。

礼拝者や信奉者に対しても何の見返りなどが無く、アザトースを信仰する種族は非常に少ない。もし仮に何らかの手違いでアザトースが地球上に召喚されるようなことがあれば、ただちに問答無用で周囲数千キロが軽く吹っ飛ぶような、大惨事になりかねないだろう。