祢々切丸(ねねきりまる)

妖怪「祢々」を斬った刀。正式名称は「山金造波文蛭巻大太刀(やまがねづくりはもんひるまきのおおだち)」。

日光二荒山(ふたらさん)神社の御神刀で
刃渡り7尺1寸2分(約2.2m)、全長1丈1尺3寸2分(約3.4m)
という化け物のような大きさ。実在する日本一の大太刀。重要文化財。

伝説では、神社付近の沢に「祢々」という巨大な虫が現れ、人々に危害を加えた。すると、拝殿にあったこの刀が自然に鞘から抜け、祢々を追い回し、斬り殺した。そのため、「祢々切丸」と呼ばれるようになったという。

神社宝物殿1階に常設展示中。

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最終更新:2005年10月03日 00:50