桂男


絵本百物語」によれば月にある模様の俗称であるといい、長時間月を眺める者に手招きし、寿命を縮めるとされる。

和歌山県には満月でない月を長く見つめると桂男に誘われるなどといった地方があったそうである。

中国の伝説では月には高さ三千丈の桂の木をはじめとした桂の林があり、月の模様は伐った桂の木を背負った男の姿になぞらえられてきた。

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最終更新:2005年10月14日 22:23